八 ページ30
『ふ、ぁぁ…今なん…!?』
『やばっ、寝すぎてもうた!早よう行かへんと!』
着いた時に寝た美緒は、鞄型の財布と携帯だけを持ち、寮を出て、走って向かった。そこには、丁度、しえみと神木が、着いた頃だった。
『せ、セーフですか!?』
「アウトです。」
「それより、帰ってきたんですね。」
『なんですか、その台詞!酷ない!?』
(そ、そそそそれより、スタイル良すぎねぇか!?)
(こ、こいつ、着痩せするタイプなん!?)
「…私服で来たんですか。」
『早めに出るために、早起きしよ思うてたら、逆に寝坊して、私服で来る以外、間に合う方法が、ありませんでした。』
「ここまでくると凄く清々しく感じますよ、美神さん。」
美緒は、雪男に、「すみません」とだけ言い、一人で探す羽目となった。これは、遅れて来たことが、関係していないのは、美緒にもわかっていて、早めに来ても、遅く来ても、同じ結果だっただろう、というのは、予測していたらしい。
(とは、言うてもなぁ。一人だけやと見つけたとしても、電話してる隙に、逃げられそうやしなぁ。)
(さて、どないしよ。)
美緒は、後ろの方から、胸騒ぎがし、振り向いた。だが、そこには、誰もいなかった。そこから、美緒は、警戒し始め、雷龍を召喚した。
(だれか、うちを、つけてきてる…?)
(誰や…。)
なにか、踏まれる音がし、振り返ると等々、姿を現した。美緒を、つけていたのは、小さな男の子の
『ほ、ほんまに、子供や…。ていうか、ここで、なにしてるん? なにか、成仏できない理由とか、あんの?』
「僕はっ…ずっとっ病気でっ…病気が、良くなったら、ここの遊園地に来ようって、お父さんとお母さんと約束してたんだっ…。でも、僕は、死んじゃったからっ…もう、誰ともっ…。」
『んなこと言うても、うちは、誘いには、乗らへんで? スカートめくる気ぃなんやろ?』
美緒が、
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心愛(プロフ) - ライチさん» なんか、大切にしてくれそうな感じが、私は、好きです。勝呂くんは、ほんま、かっこええんですよ…!(なんで、関西弁) (2018年1月17日 20時) (レス) id: cf2592aa4a (このIDを非表示/違反報告)
ライチ - 勝呂くんっていいですよね (2018年1月17日 20時) (レス) id: a0268dc41a (このIDを非表示/違反報告)
心愛(プロフ) - Nakoさん» ありがとうございます。 (2018年1月14日 22時) (レス) id: cf2592aa4a (このIDを非表示/違反報告)
Nako - 更新頑張ってください!気長に待ってますw (2018年1月14日 22時) (レス) id: 70ebcf406e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桐生心愛 | 作成日時:2018年1月14日 21時