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『成績優秀、授業態度は、至って真面目。まぁ、生真面目ですけどね。』
「でも、良い子を、捕まえんじゃない?」
『それは、大人にならへんとわかりませんよ。』
(うちも、まだそんなんは、考えてへんし。)
美緒と一夏は、一緒に話しながら、支度を進めていく。また途中で、莉緒が、戻ってきた。その後には、美緒の、スマホが鳴って、途中退室。
『もしもし。美緒やけど。』
「お前、どこにおるん?」
『実家。明日の学校は、参加できひんけど、塾なら、行けんで。』
「つまりは、兵庫か。」
『せや。ちょいとうちの、プライベートな話があって、また戻ってこーへんとあかん。いつだかは、不明やけどな。』
「明日の任務には、参加すんのやろ?」
『? 任務? なんの話や。うち、聞いてへんよ?」
美緒が、こう訊くと竜士は、細かく教えた。それで、美緒が、こう言った。
『それには、行けるかもしれへん。一応、始発から6本目には、乗る予定なんや。予定やけど、帰ったら、色々あるし、少し遅れるかもしれへん。』
「まぁ、そっちのこともあったんやろうし、ゆっくりしぃな。」
『いや、任務に、行かへんとは、誰も言うてへんで?』
「わかっとるわ、それくらい!帰ってきた時から、任務の時まで、少し休め言うただけやわ!」
『明らかに、そんなこと言うてへんかったよな? まぁ、そんなことは、ええわ。また明日な。』
彼女は、そう言った後、電話を切った。
その後、夕飯を、親族みんなで、食べた。
翌日――。
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心愛(プロフ) - ライチさん» なんか、大切にしてくれそうな感じが、私は、好きです。勝呂くんは、ほんま、かっこええんですよ…!(なんで、関西弁) (2018年1月17日 20時) (レス) id: cf2592aa4a (このIDを非表示/違反報告)
ライチ - 勝呂くんっていいですよね (2018年1月17日 20時) (レス) id: a0268dc41a (このIDを非表示/違反報告)
心愛(プロフ) - Nakoさん» ありがとうございます。 (2018年1月14日 22時) (レス) id: cf2592aa4a (このIDを非表示/違反報告)
Nako - 更新頑張ってください!気長に待ってますw (2018年1月14日 22時) (レス) id: 70ebcf406e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桐生心愛 | 作成日時:2018年1月14日 21時