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『ふ、ぁぁ…。始発の一本後に、乗ったけど、やっぱ、眠すぎる…。』

美緒は、独り言を呟きながら、実家に、帰る。
莉緒が、帰ってきた美緒を、迎えた。
「おかえり」と美緒が、言う。莉緒が、「ただいま」、そう返した。

『で、話って、なんですか? 翔夜おじさん。』

「莉緒から、聞いとる通り、後継の話や。」

「美緒が、ええなら、俺ん家が、継ぐで。」

『…へ?』

「あんたさんらが、知っとる通り、俺は、兄さん。つまり、あんたさんらの父さんの弟。せやから、俺が、継ごうと思えば、継げるんや。」

『…話っていうのは、それなんですか。』

美緒は、黙って、今すぐに、結論を出そうとする。だが、いくら悩んでも、答えは、出てこなかった。そのため、「時間、かかるかもしれへんけど、答えは、絶対出します。今年中には、絶対出します」と言った。それに、翔夜は、「わかった。今年中には、出してな」、そう返した。

「そんな経ってへんけど、帰ってきたんやし、観光せーへん?」

『ええけど、どこ行くん?』

「近くに、凄くええ店、できてん。一緒に、行かへん? ちなみに、ラーメン屋。」

『えー…。太ってまうやん…。』

「なに言うとん!そんな細いくせに!」

『うちが、どれだけ苦労して、キープしてると思っとん…。』

「知らん。とりあえず、行くでー!」

『…わかったから、落ち着いて。』

美緒は、莉緒と渋々、ラーメン屋へ。
着いた後には、美緒は、豚骨ラーメンを。莉緒は、醤油ラーメンを、注文し、豚骨ラーメンの濃さのこってりを、チョイスした。

『ところで、聞き忘れてたんやけど、彼氏できたん?』

「…内緒。」

『はぁ? うち、話したんやから、話してくれませんかねぇ。』

「はぁ…わかった。言えばええんやろ? 彼氏は、一応おるよ。同い年の。」

『同い年の彼氏? ていうことは、三十歳なんや。』

「せやで。」

『とりあえず、長続きするとええな。」

「いや、心配しなくとも、付き合って、一年経っとるわ。」

『オメデトー。』

美緒は、棒読みで美緒に、そう言った。
莉緒は、「棒読みやめい。ていうか、あんたが、勝呂くんと付き合ったんは、予想通りやったわ」と美緒に、そう言った。

『そう? 予想通りやったんやな。』

「せや。うちは、一回だけ、その子に会ったことあんねん。そん時の姿しか、見てへんから、今の容姿は、わからへん。」

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心愛(プロフ) - ライチさん» なんか、大切にしてくれそうな感じが、私は、好きです。勝呂くんは、ほんま、かっこええんですよ…!(なんで、関西弁) (2018年1月17日 20時) (レス) id: cf2592aa4a (このIDを非表示/違反報告)
ライチ - 勝呂くんっていいですよね (2018年1月17日 20時) (レス) id: a0268dc41a (このIDを非表示/違反報告)
心愛(プロフ) - Nakoさん» ありがとうございます。 (2018年1月14日 22時) (レス) id: cf2592aa4a (このIDを非表示/違反報告)
Nako - 更新頑張ってください!気長に待ってますw (2018年1月14日 22時) (レス) id: 70ebcf406e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桐生心愛 | 作成日時:2018年1月14日 21時

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