【黒バス】女子嫌いな情報屋の私は女子校にキセキの世代を探しに行くらしい…

30　黒子side ページ33

黒「Aさん…大丈夫ですか？」


明らかに大丈夫そうではない
でも…大丈夫であってほしいんです


あ「来ないでっ！女は…嫌。もう嫌だ…嫌嫌嫌！！！」


女は嫌ですか？
僕は…女ではないですよ
そういって、優しく語りかけてあげたい


黒「…落ち着いて下さい」


あ「無理っ…むっ…くっ…はっ…はぁっ…」


赤「過呼吸か！？…A、深呼吸しろ」


桃「Aちゃぁん…((ｸﾞｽｯ」


あ「っ…はっ…はっあ…」


御「A…ちょっとごめんね」


風華さんはAさんを息の吸いやすい体制にさせた


赤「っ…」


御「悔しい？この中で一番Aの事を好きでよく知ってるのは私なの。」


赤「だが…！」


黒「その通りです」


赤「黒子…？」


黒「でも貴方はAさんを好きすぎておかしくなってるんですよ」


御「確かにそうかも。でもね、抑えようとしても抑えられないんだよ。大好きなAが前にいると…自分のものにしたくなる。Aの隣に男がいると…ふふっ…わかる？」


黒「考えたくもないですね」


御「そっか！まぁいいの。どうせこの思いは私だけにしかわからないよ。中途半端に好きな奴…つまり貴方達にはね」


あ「うっ…はぁ……はぁ…」


御「…落ち着いてきたみたい」


あ「…っ…私の事、中途半端で好きでいいのよ」


御「…意味分かんない」


どういうことでしょうか…


あ「私は皆の事好きなの。好きだけど…好かれるのは嫌なの。だから…中途半端でいいのよ」


御「…私の方が、愛してるんだよ。」


あ「わかってる。でも私は…貴方の事が嫌いよ」


御「っ…うるさい。うるさいっ！！」


風華さんは…ただ叫ぶだけ。
何が風華さんをここまでにしたのでしょうか
彼女の…何に惹かれたのでしょうか


そんなこと、僕だってわかります
わかりすぎて辛いんですよ…今が
この姿が。


御「…どうして愛してくれないの。」


あ「風華のせいよ。でも…」


御「…なに」


あ「愛せは出来ないけど…好きになってあげる」


御「なにそれ…意味分かんない」


あ「Likeの方で好きになってあげるって言ってるの。友達じゃ…ダメなの？」


御「…恋人に近い友達なら許してあげる。」


黒「！…よかったですね」


あ「…うんっ」


御「その代わり、こっちからも条件があるの！」


風華さんはAさんを指さしてこういった


御「ここにいる人以外の女には…きつーく…当たるから」


なんという自分勝手でしょう←

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