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マッチ売りの美男4 ページ38

拾われた少年がDNAの検査を受けると


なんと数十年前に生まれていた


王の後継ぎだったようです



「俺は王子だったみたいです」


『え“!!!?』


⦅イケメンだもんね……⦆



『じゃあお別れかな、寂しくなるね』


「あの、お願いがあるのですが……」


『?』


「もう少し、俺の隣にいてくれませんか?」


『え?』


「貴方の考え方に惹かれてしまいました」


⦅そんな素晴らしいこと言ったかな⦆


「ダメ、ですかね」


『あ、ううんそんなことないよ!いいよいいよ!』


「そうですか!では」


『!?……ゆ、指輪!?』


「あれ、いけませんでしたか?」


『はわわわわわ』




少女は顔を真っ赤にしています


それを見て少年はクスリと笑いました





どこからどう見てもお似合いの二人は


“キスをして”


新しい道を歩いてゆくのでした



〜fin〜









A⦅き、キスなんて台本にないよ!?⦆



赤司「……」




赤司くんが顔を近づけてくる




あ、赤司くんっ!?





to be continued

作者より→←マッチ売りの美男3



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作者名:ひゅみ | 作成日時:2020年6月5日 17時

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