赤い恋 2 [赤司征十郎] (ページ13)

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知らなかったコトページ13

緑間「百人一首大会の時……」

「？」

緑間「俺はAたちにと戦ったのだよ」

『うん、赤司くんのおかげだね』

緑間「あの時、俺は赤司と賭けをしていた」

『え？』

緑間「勝った方が相手の願いを1つ叶えるというものだ」

『そうだったんだ！全然気付かなかった』

緑間「赤司の願いはいったいなんだと思う？」

『赤司くんの、願い………ラーメン一杯おごり、とか？』

緑間「……「Aが困ったときに、助けてやってほしい」、と言っていた」

『え！？私？？』

緑間「赤司には未来が見えているのかもしれないのだよ」

未来が見えていても、変えられなかった運命……

緑間「赤司について知りたければ、本人から聞くといい」

赤司くん……

緑間「もう行こう、立ち上がれるか」

！

足かばってたこと、バレてた！？

まあ、とても軽く捻っただけだから

もう大丈夫だけど

『……やっぱりみどりんって……』

緑間「？」

『いい人なのだよ！』

緑間「！？」

驚いたみどりん

きっと私は今

みどりんの運命を変えるきっかけを作った

これからこの世界が

ちょっとずつ

いい方向へ向かっていくって考えると

嬉しくて仕方なかった！