○。休憩12 ページ13
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はい、今ですね。
私、梅原Aは黒尾くんと一緒に監督さん達の所へ向かっていたんですが…
「なんかさ、おねーさんのこと言ったら監督方皆んな会いたいって言い出したんだけど…心当たりは？」
「あるっちゃあるし、ないっちゃないです」
「どっちだよ」
隣に立つ黒尾くんを見上げる。
やっぱりでけぇ…
「あのー、Aサン？」
「ん？」
「そんなに見られると少し恥ずかしいというか…」
「え、見ちゃダメなんですか？」
「いや、そういうわけじゃないんだケドね？」
なんでだよげせぬ。
見てただけじゃん。
「……あのさ、おねーさん」
「はい？」
「あのさー…」
何故だか珍しく口ごもる黒尾くん。
その頰は、何故だかほんのり赤くなっていた。
「……俺にもタメ口で喋って欲しいんだけど」
「……へ？」
相変わらず色気のない声の出る口や…
じゃないよ、いきなりどうしたのこの子。
え、タメ口？
「ほら、やっくんにはタメ口だったじゃん」
あぁ、そう言えばそうだったわな。
自然になってたから意識してなかったけども。
「別に構いませんが…」
「え、ほんと！？」
「はい。ただし、お店に来ていただいてる時は敬語になりますが」
「…変なとこ真面目だよなおねーさん」
それでいいよ、と笑う黒尾くん。
……普通にしてたらモテると思うの。
髪型とかTシャツの趣味とかね。普通にしてれば。
「黒尾くんはモテそうで…だね。」
「随分と無理矢理直した感がハンパないよ」
「無視して下さい」
これでも頑張ったのよAちゃんも。
「んー、でもそうでもないケド」
「え、そうな…の？」
あぶねー。また揶揄われる所だったわ。
「じゃあおねーさんは付き合いたいと思う？俺と」
そう言ってニヤニヤしてくる黒尾くん。
「そういう所がなければね」
「容赦ない正論パンチ」
そんなバカなやりとりをしていると…
「あ、着いた。この教室ですよん」
「意外と近かったね」
「同じ一階だからな。あ、後各校の正副主将達もいるから」
え、まじかよ。
聞いてないけど。
「ま、とりあえず入りますヨ」
「え、ちょ、ちょっと待って…！」
心の準備が……！！とか
そんな私の叫びも虚しく
無情にも扉は開かれた。
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naonao(プロフ) - この話めっちゃ好きです！ (2021年10月18日 17時) (
レス) id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
おたくおむらいすボケぇ(プロフ) - このお話大好きです！！夢主ちゃんの毒舌度が好きです！！後,僕もねいまーるさんに拍手を送ります！(*ﾟ▽ﾟﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ (2021年3月21日 21時) (レス) id: f95a633101 (このIDを非表示/違反報告)
ねいまーる(プロフ) - サクラやん？さん» すみません、話を進めるために設定に入れさせて頂きました。今後の参考にさせて頂きますね、ありがとうございます(^_^;) (2020年2月2日 7時) (レス) id: d13fa39a3d (このIDを非表示/違反報告)
サクラやん？(プロフ) - なんか、不良グループとかそういうので面白さ半減、中二病な設定なくしたら面白い。 (2020年2月2日 0時) (レス) id: 057c457e4d (このIDを非表示/違反報告)
ねいまーる(プロフ) - メイリ―さん» 何度も見返して頂いて本当にありがとうございますー！続編準備出来ましたのでそちらも楽しんで頂けたら嬉しいです！！ (2020年1月31日 22時) (レス) id: d13fa39a3d (このIDを非表示/違反報告)
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