いっそ、殺してくれ【伊黒小芭内】

同情 ページ13

A「そうですね、どこから話しましょうか…


まぁ、鬼殺隊に入ったのは友人の勧めで、それがなかったら私は今もくノ一としてやってたと思います


鬼殺隊に入って、なんとなく鍛錬して、なんとなく鬼を斬って、なんとなく生きてたら好きな人と仲間として対等に話すことすら出来なくなって…笑えますよね。


そんなこんなで今私、その人が好きなのに、その日のことを好きでい続けるのが、恋仲でもなんでもないのに、疲れてきてるんですよ。


…はい、悩みは話しましたよ。場所を移動して、戦いましょう？」



「うんうんっ！君、可哀想だね〜！俺が楽にしてあげるよっ！」



あぁ…鬼にまで同情される始末…か



そんなに私、ひどいのかな


「ほらほらおいで！俺と永遠のときを過ごそう！それとも鬼になるかい？」


A「鬼に…ですか……ふふ、今は全てがどうでも良いですから、そういうのも、ありなのかも知れませんね」









今日の私は、どうにかしてる

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