鬼化エンド ページ14
A「鬼に…ですか……ふふ、今は全てがどうでも良いですから、そういうのも、ありなのかも知れませんね」
今日の私は、どうにかしてる。
どうにかしているからこそ、もういっそ、全てを壊してしまおうか
今までの柱としての地位も、圧迫感も捨てて、楽になってしまおうか
A「…お願い出来ます?私を、鬼に」
童磨「え!?ホントになってくれるのー?!嬉しいなー!これで仲間がまた増えるね!先に自己紹介しとくね!俺の名前は童磨だよ!この娯楽教の教祖であり、十二鬼月の上弦の弐!
改めてこれからよろしくね!じゃああの方に認められるように、頑張って俺の血を順応させてね…?」
がっと顎を掴まれ、口を開かされる。
喉奥に童磨の指が入り込み、ドロドロとした感覚が、喉を伝う
そして私は、意識を手放した
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…目が覚めると、人間の頃の記憶はすっぽりと抜け落ちていた
微かに覚えてるのは、自分の名前と、鬼殺隊であったこと
他のことは記憶から消えていた
童磨「あ!目覚めたね!君4日間も寝ちゃってたから、五日目で起きなかったら食べちゃおうと思ってた〜!」
A「え、っと…鬼にしてくれて、ありがとうございま、す…で、いいんですかね」
童磨「うんうん!どういたしまして!
それじゃあまだ夜も長いし、じゃんじゃん人間食べちゃおっか!」
そういって童磨さんに窓から放り投げられる
落ちても死なない。便利な体だ
カサッ
「…A、か?」
A「…?あなた、私を知ってるんですか?…その服、鬼殺隊の……あー、なるほど」
「鬼になったのか。最後まで、つくづく弱いやつだな」
A「私弱かったんですね〜でも、今は人を食べるだけで力がつく。ふふふ、弱い人間さんとは違うんですよ」
縞模様の男の人に飛びかかる
蛇に威嚇され、動きが鈍った
A「っ…!」
動きが止まる。私は鬼になったばかりだ。記憶がまだあやふやな部分があるのかもしれない
『お前はまだ鍛錬が出来ていない。未熟すぎる。俺もたまに手合わせをしてやるから、その弱腐った根性を叩きのめしてやる』
A『ありがとうございます!
__伊黒さん!』
目の前にいる、あなたは…
伊黒「残念だ、A…お前は強くなり、人当たりもよかったというのに…
俺が突き放したからだな…済まなかった…」
そんな言葉が聞こえて、私の頸はあっさりと斬られた
__伊黒、さん……
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蜜璃 - ちょっと伊黒さん!冨岡さんが可愛いそうよ? (2020年3月6日 23時) (レス) id: 736cbf6b6d (このIDを非表示/違反報告)
梨夢刃(プロフ) - 凪さん» マジですか…?!嬉しいです!そうですね、柱組は基本私も好きなので、いつかまた書きたいと思ってます!その時はよろしくお願いします!! (2020年2月4日 12時) (レス) id: 2a09ab419b (このIDを非表示/違反報告)
凪 - 好きすぎてやばいです!!また今度伊黒さん落ちの話読ませて頂きたいなぁって、笑 (2020年2月3日 21時) (レス) id: b575dccd32 (このIDを非表示/違反報告)
梨夢刃(プロフ) - 凪さん» コメントありがとうございます!感情移入していただけでもらえてよかったです…!! (2020年2月3日 20時) (レス) id: 2a09ab419b (このIDを非表示/違反報告)
凪 - 泣きすぎて目腫れました() (2020年2月3日 20時) (レス) id: b575dccd32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蜜香 | 作成日時:2019年12月3日 4時