宮地清志をドルオタから何かに目覚めさせちゃいました

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『黙れ、高尾。あと五月蝿いから黙れ。』


「酷くね？！俺黙れって2回言われた！！
宮地さーん！可愛い後輩ちゃんのために怒ってくださいよー！」


「ウザい！焼くぞ！」


「宮地さんまで？！ひどっ！！！」


『あの、宮地さんって言うんですか？』


「まさかの高尾ちゃんスルー？！」






いいもん、俺もう知らないしとか言っていじける高尾はほっておく



どうせすぐに爆笑しだすし、うん






「あ、ああ。悪いな、邪魔して。」


『邪魔だと思うなら高尾と貴方が五月蝿いんで帰れ。』


「は？！」


「ひゅーー！さっすが、Aちゃん！ウケる！！腹筋……！！」


『だから黙れって。という訳で。』





しっしっという風に軽く手を振る


ほれ見てみ。


もう高尾立ち直ってんじゃん。


てか！宮地さんってあの秀徳の王子で有名な宮地さんでしょ？！


関わったが最後、女子からの体育館への呼び出しフラグ立ちまくりじゃん！！！


私としてはもう2度と関わりたくないタイプだから最大限に冷たく対応してるんですけど？！


そう、決して呼び出しが怖いわけではなく！！



それなのに






「し、師匠！！」







なぜか宮地さん(?)が目をキラキラさせて






「今の冷たい言葉で俺はわかった。今までの俺は偽りの自分だったと！！！」


『はあ？！』


「俺が暴言を吐いていたのは自分がそんな風に言われたいと言う願望があったからなんだ！！！！」


『意味がわかんないよ？！
どんな願望だよ！！さっきまで轢くとか焼くとか言ってたじゃん！！！
高尾！あんたの先輩でしょ！何とかしてよ！』








そう叫ぶも高尾はこの展開で腹筋やられてて瀕死状態






「もっと俺のことを罵ってくれ！！！」


『ドMか！！
少なくとも私にはそういう趣味ないんでかえってくれますか？？？？？！！！！！！』





後日、高尾は私があんなに怒るところ初めて見た！ウケる！とか爆笑しながらぬかしやがったんで卍固めした


それからですよね、私が変態(宮地先輩)に付きまとわれる感じになったのは


とりあえず一言謝罪させてください





みんなのアイドル宮地先輩を何かに目覚めさせてすみませんでしたあああああああ！！！！！

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