・ ページ18
「(どうやって渡すの…？いやいや緊張なんてする事ないだろ！いつも通りに入って、普通にはいって渡せばいいでしょうが！いや待てよ、前傑はお菓子会社の戦略とか言ってたし、チョコ何て欲しくないのかもしれない。でもあたしの手作りチョコだよ！？欲しくない訳なくない！？いやでも……あーもうなんかやばいお腹痛くなってきた)」
考えただけでらしくもなく緊張して、このまま突っ立ったまま、という訳だ。
「あれ、A入らないの？」
「うわっ！？」
その時硝子が後ろからやってきた。いつもならAが一番遅く入ってくるので、肩を跳ねさせて驚いてしまった。
「……成程ね」
「なっ成程って何！？ほら！！硝子にも作ってあげたんだから、感謝しなよね！」
「おー、ありがと」
押し付けるように渡すと、彼女はそれを受け取ってにやりと笑う。
「随分手ぇ込んでるね。これなら夏油も喜ぶんじゃない」
「はぁ！？別にあたしは……！」
「ま、夏油なら何でも喜ぶか。ほら入るよー」
「あっちょっと押さないで」
容赦なく硝子はAを連れて教室のドアを開ける。そこには既に席に着いている夏油が困ったように笑っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 123人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みるくてぃー(プロフ) - 琥珀さん» そう言って頂けて本当に嬉しいです...！ありがとうございます！ (2021年2月19日 18時) (
レス) id: 7b7340be6b (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - みるくてぃーさんありがとうございます！呪詛師五条と呪術師五条ちゃんのバトルめちゃめちゃ良かったです！本当にありがとうございました！ (2021年2月19日 16時) (レス) id: 29eff10e9f (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - ミラさん» いえいえ！毎回リクエストやコメント糧になってます…！！リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (2021年2月19日 11時) (レス) id: 7b7340be6b (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - リクエスト叶えてくださりありがとうございました！みるくてぃーさんほんとに私も拙い語彙力からこんな神作品を作ってくださるなんて凄すぎて…またリクエストなのですが、本日更新された作品の逆バージョンが見たいです！原作にif五条呪詛師ちゃん襲撃が見たいです！ (2021年2月19日 0時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - 琥珀さん» コメント、リクエストありがとうございます！書いてみます！ (2021年2月12日 22時) (レス) id: 7b7340be6b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みるくてぃー | 作成日時：2021年2月1日 20時
