今と未来、僕と君。7 (ページ8)

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デンライナーに2人が乗ってきた途端

モモタロスが圧をかける。

が、あまり侑斗には効いていないらしく

怯む様子がないどころか

相手にしていないように見える。

侑斗「大したことじゃない、ちょっと野上と野上その2に…」

侑斗がちらっと横を見ると…

デネブ「はいどうぞー、はいどうぞー」

リュウタロス「わー！ありがと！！」

デネブ「挨拶がまだだったからこれ、侑斗の口からは言えないけど心の中ではよろしくって！」

デネブがバスケットに入ったキャンディをデンライナーの乗員たちに配っていた。

侑斗「言ってねーよ！！！！！」

またまた勝手に”侑斗の心の中”を妄想してみんなに言ってるデネブを全力で侑斗が止めに入る。

とにかく必死。

侑斗「お前は向こう行ってろ！！」

モモタロス、キンタロス、ウラタロスにキャンディを配っていたデネブの腕を引っ張り

強制的に食堂車両内から追い出した。

モモタロス「おい！なんだこの飴ちゃんは！」

ハナ「あんたたちも出てって！話止めるから！！」

突然デネブから渡されたキャンディにまた戸惑うモモタロス

ハナも侑斗同様、特に話を止めかねないモモタロスとキンタロスを車両内から追い出す。

ウラタロスは難しい話も理解できるうえに、黙って聞いてるだろうし

リュウタロスは興味のない話には入ってこないので追い出される対象外。

ハナが2人を追い出すのを見送った良太郎とA

そして視線を戻し

侑斗のことを見た。

侑斗の話したいこととはなんなのだろうか。

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女「タイムカプセルって埋めたの10年前でしょー？大丈夫かな？」

とある小学校には

成人してると思われる男性や女性が

スコップで土を掘っていた。

どうやらタイムカプセルを掘り出している最中。

男「大丈夫だって！」

それを上から見ているイマジンの姿

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良太郎「僕とAに用って…」

侑斗「俺が言ったことちゃんと理解出来てるか不安だったからさ念押ししとこうと思って」

デンライナーの食堂車両には

良太郎、A

そしてテーブルの上に座る侑斗。

侑斗がデンライナーにやってきたのは

2人に言ったことを2人がちゃんと理解出来てるかどうか確かめるため、そして念押しするためだった。