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もしイマジンが過去の扉を開きそうになった時は良太郎に任せなければならない。







侑斗「ったく、例のことがなければいちいち野上に頼らなくてもいいんだけどな」






あんなにも強い侑斗が

良太郎にイマジンを倒すことをまなせなくちゃならないことには

ある理由が背景に隠されていた。

その理由は後に分かることになる。






デネブ「うーん……わからなかったなぁ…」






______________________________







有限会社 じゃぽーね製菓


と看板のある建物から一人の男性がでてきた。





手にはたくさんの荷物。

男性は手がふさがっているため開いている車のドアの窓から荷物を入れ

そしてふと車の中を見ると…







イマジン「課長さん?」








まさかのイマジンが車の席に座っているというとんでもない光景が目に飛び込んできた。







課長「うわぁぁぁ!!」







驚いた課長は腰を抜かして尻もちをついて声を上げる。


イマジンは車のドアを開けて



車からおりると








イマジン「お前に痛い目あわせたいってさ、俺の契約者が」








イマジンは契約者との契約内容を課長に話した。

本当はそんなこと直接的に言ってないのだが


勝手な解釈で動くのがイマジン。








課長「だ、誰がそんな!!」


イマジン「お前の部下」








するとイマジンが小刻みに震え始めた

しばらくしてイマジンの頭らへんから

びょーーんっとなにかが飛び出してくる





兎…にしては色が違うしごついし

でもうさぎみたいにぴょんぴょん跳ねている。

イマジンからまたイマジン…これは厄介なことになりそう。







イマジン「逃げるなよ…?面倒だから」

イマジン「逃げんなよ!!面倒だから!」







しかも同じことを口にする。

本当に厄介でしかない。







侑斗「なんだ?」








1人で歩いていた侑斗の元に


突然キレキレのダンサーたちが集まってきた。


こちらも随分と厄介なことに巻き込まれそうな予感。








侑斗「俺になんか用か…?」


侑斗「なんかまずそうだな」







”普通なら”質問に答えるはずだが

質問に答えるどころか踊るばかりでなにも言葉を発さないダンサーたちを見て

侑斗はまずい状況だと判断。






逃げても逃げても

次々自分の前や横、後ろに

ダンサーたちが現れては追いかけてくる。








気がつけば侑斗はダンサーたちに囲まれていた。

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作者名:ちあ | 作成日時:2019年12月1日 14時

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