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キンタロス「ええとこやったのになぁ!」






長々とこの3人が風呂に入っていたら
普通のお客さんの迷惑になりかねないのだ。








ウラタロス「ナオミちゃん、僕は1人で入りたいかな」








風呂から上がってきたウラタロスは瓶に入った牛乳を飲みながら







ウラタロス「キンちゃんの歌はうるさいし、先輩は泳ぎの練習しちゃうしさ」








モモタロスとキンタロスに苦情を入れた。







モモタロス「この亀!テメェこそ一緒に入んじゃねぇ!!」







するとモモタロスがすかさず
苦情を苦情で返した。








モモタロス「オメェの体から出汁が出てんだよ出汁が!!スッポンか!!」


ウラタロス「へー、溺れて飲んじゃったんだ」







どうやらウラタロスの体からは出汁が出るらしい…







A(なんか今の情報聞かなきゃよかったかも…)







Aはウラタロスが持ってきてくれた冷たく冷えた牛乳を飲みながらちょっとだけ苦笑いした。







モモタロス「おい…人聞きの悪いこと言ってんじゃねぇぞ!!」






ウラタロスの溺れた発言に
カチンときたモモタロスは
歩いてこちら側に向かってくる




その瞬間モモタロスの足が
リュウタロスが描いた絵を踏んだ








リュウタロス「あーーーーー!!!」


リュウタロス「何すんだよー!!」







せっかく描いた絵が踏まれたリュウタロスは
モモタロスを軽々しく突き飛ばしす。

さっきまで静かだったのに





いつもの騒がしいデンライナーに戻ってきてしまった。

良太郎とAはただ呆れて見るばかり。







リュウタロス「このバカ!」

モモタロス「オメェ歳上に馬鹿はねぇだろうが!!」







リュウタロスの言葉に
すぐキレるモモタロス

リュウタロスも幼いが
モモタロスもある意味幼い

どっちもどっちの喧嘩が始まろうとしている







リュウタロス「だって馬鹿は馬鹿でしょ!」


A「こらリュウタ!モモタロスのこと蹴らないの!!可哀想でしょ!」





モモタロス「おまっ…A!可哀想って…お前のその言葉が地味に刺さるんだよ!!」


A「え?どこが…?」


モモタロス「無自覚かよ…恐ろしいな、お前ってやつは…」







すると

ウラタロスはリュウタロスの絵の中からなにかを見つけたのか

1枚の紙を手にして

喧嘩を止めようと席から注意するA

呆れているハナと良太郎に近づいた。

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作者名:ちあ | 作成日時:2019年12月1日 14時

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