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オーナー「気持ちはわかりますよ」



オーナー「まぁともかく今の状況で推測できることは何もありません」



オーナー「かなり興味深いですが何が起きているかはそのうち時間が明らかにしてくれるでしょう」









オーナーの話を受けて

また良太郎が口を開いた。








良太郎「僕は何としてでも桜井さんを連れ戻すつもりです」








良太郎の桜井さんを連れ戻す気持ちは
今も変わっていない。







良太郎「今すぐは無理でも……いつか必ず。」


オーナー「そうですねぇ…焦らないことです」


オーナー「焦らないことです」






良太郎に向けて言ったあと

オーナーは言葉を少し強くして

ハナにも同じことを言った。







”ゼロライナーと一緒に消滅した時間って…もしかして”







ハナはそれこそ行動や顔に出さなかったが

とある時間と共に消滅したゼロライナーが現れたことで実は密かに焦っているのかもしれない。






リュウタロス「”桜井侑斗”かー」







話を聞いていたリュウタロスは
席からぴょんっと飛び降り
無邪気にポーズを決めた。
何か嫌な予感がするのは…気の所為だろうか。







デネブ「侑斗」







ゼロライナー車内では

侑斗が散らかしたトランプを

デネブが綺麗に片付けてるとこだった。






デネブ「いつまでも機嫌を悪くしているのはよくない」






いつまでも不貞腐れた顔でいる侑斗に対して

デネブが優しく声をかけるが

侑斗の態度は変わらない。








デネブ「野上良太郎に意地悪言ったこと後悔してるのはわかってる」


デネブ「一緒に謝りに行って…」



侑斗「だから!!勝手に人の気持ちを妄想するな!!」








”弱かったり運が悪かったり、何も知らないとしても”

”それは何もやらないことの言い訳にならない”

”僕の知ってる桜井さんが言ってた”







侑斗はついこの間良太郎に言われた言葉を思い出していた。








侑斗「なんで俺があいつなんかに!!」


デネブ「侑斗……」





デネブ『侑斗、もうちょっと力の加減を…』





とある場所を1人で歩く侑斗に
デネブが中から話しかける。

侑斗の手には包帯が巻かれていた。
さっきデネブにつかみかかった時に怪我したのだろう。






侑斗「黙ってろよ!」


侑斗「俺だって馬鹿だと思ってんだから」


デネブ『そうだ!気分変えることを思いついた!!』

.→←ケンカのリュウ儀



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作者名:ちあ | 作成日時:2019年12月1日 14時

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