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モモタロス「このクラゲ野郎が…契約者をここまで痛めつけるヤツは初めて見たぜ」






今まで戦ってきたイマジンの中で

ここまで契約者にひどい扱いをしているイマジンはなかなかいなかった。

ハナの”自分勝手なイマジン”という言葉がこれほどしっくりくるのはこいつしかいない。







イマジン「他の奴らが緩いだけだ死なない程度に追い詰めればさっさと過去に繋がるんだよ…!!」








イマジンが話しているうちに
モモタロスは腰にあるデンガッシャーを組み立てソード形態にしていく。







モモタロス「胸くそ悪ぃな…!!」


モモタロス「オメェには特に前振りはねぇ!最初から最後まで…あいたっ!!」








モモタロスがお決まりのセリフを言ってる最中

向かい側にいるイマジンの触手がモモタロスの腕に当たった。








モモタロス「馬鹿野郎っ!!今大事なとこ喋ってんだよ!!」


イマジン「俺も前振りが嫌いなんだよさっさと消えろ!!」








そして再び触手を放つが

今度はそう上手くいかない。

モモタロスは油断せず攻撃を跳ね返した。








モモタロス「上等だこの野郎!!!おいA!そいつしっかり見とけよ!!」



A「う、うん!!」








それだけ言うと

意図的なのかそれともただの偶然なのか

イマジンとモモタロスの位置が

Aと男性のいる位置から遠ざかった。





うまい具合にモモタロスが離している、そういうことにしておこう。とAは感心して戦うモモタロスを見ている。







モモタロス「クソッ!!気持ち悪ぃな!!キリがねぇ!!」







次々休む暇もなく放たれる触手をソードで跳ね返すばかりのモモタロス

なかなか間合いを詰められないし、攻撃もできない。






するとモモタロスの腕にクラゲイマジンの触手が絡まり







モモタロス「ぐぁあああああああ!!!」


イマジン「クックック…かなり効くだろう?」







電流が流れた。

ほんとうにクラゲそのものだ。







A「モモタロスって感電するんだ…じゃない!!どうしよう」







Aは腰に手を当てた。




Aの腰には変身した電王の腰に現れる万能武器、デンガッシャー。



オーナーが突然「これ、使えるそうですよ〜」とAに渡してきたものだ。



今回からイマジンの場に行く時は付けている。

.→←その男、ゼロのスタート



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作者名:ちあ | 作成日時:2019年12月1日 14時

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