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デネブ「胸の顔は…飾りだ!!」
イマジン「あぁ?」
なにを言い出すのかと思ったら
変身してフォームチェンジしたときに新しくついた胸のデネブの顔のようなものは飾りだと言い出したのだ。
侑斗はかっこよく
”最初に言っておく、俺はかーなーり強い”
と決めたのに
デネブの言葉はついガクッとずっこけそうになる。
侑斗『お前何言ってんだよ!!』
デネブ「いや…騙したら悪いから」
侑斗『バーカ』
イマジン「おい!わけわかんねぇ話すんな!」
ちょっと置いてかれてるイマジンが声を荒らげると
デネブ「失敬!さっきの攻撃はこっちが悪かった!」
デネブ「謝る!」
デネブが先程の”卑怯すぎる”攻撃について敵が相手なのにも関わらず頭を下げて謝った。
イマジン「はぁ?」
デネブ「侑斗も心ではそう思っているから…!」
侑斗『思ってねぇー!!!勝手なこと言うな!!』
そしてまたしても侑斗は心の中では思ってると言って侑斗が反論する、というお決まりの流れ。
イマジン「テメェ…バカにしてんのか!」
それが逆効果だったのか
イライラしたイマジンが触手を放った。
デネブはすぐに反応し身軽な動きで避ける。
剣の形になったゼロガッシャーを組み換え
ボウガンの形にすると
ベルトのボタンを押してフルチャージしてゼロガッシャーに差し込み必殺技を仕掛ける準備に入る。
イマジンは触手を放とうとするが
それと同時にデネブが技を放ち
攻撃される前にイマジンを倒した。
デネブ「侑斗!よかったな、この勝ち方なら大丈夫だ!」
侑斗『何がだよ…!』
もうツッコミすぎて疲れたのか、呆れたのか
心做しか侑斗の話し方にキレがなくなっている気が…。
侑斗『もういいから引っ込め!』
デネブ「うん」
ベルトからカードを抜くと
手にしたカードが蒸発するように消えていった。
変身解除すると同時にデネブが離脱し
元の侑斗に戻っていた。
モモタロス「派手な登場の割にはお前随分と時間がかかったじゃねぇか」
それだけ言うとモモタロスは
ベルトを外し
変身を解除し良太郎の体から離脱。
モモタロスが離脱し元に戻った良太郎は
膝からがくんと崩れ落ち疲れきっている。
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作者名:ちあ | 作成日時:2019年12月1日 14時