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モモタロスでさえ感電した触手を
平気で握りしめるデネブ。

侑斗の言ってた通りかなり強いイマジンであることは間違いない。







すると侑斗はまた高くジャンプし

デネブの頭を踏み台にし

イマジンの後ろに回り込むと背中から斬りかかった。









イマジン「ぐっ……!!離せ!!」


侑斗「さっさと倒れるのはお前だな!」








デネブに触手を掴まれているせいで

イマジンは侑斗に背を向けたまま身動きが取れない。

それを利用して侑斗はイマジンに攻撃しているのだ。








デネブ「侑斗…!」

デネブ「駄目だ…!!」








そういうとデネブは

侑斗がイマジンを斬りつけてる最中なのにも関わらずその手を離した。

手を離したことによって触手が勢いよくイマジンと侑斗の顔面に向かって直撃。









侑斗「いってぇ〜!!」


侑斗「デネブぅーーーーっ!!!!」









すると侑斗はイマジンを突き飛ばし

デネブに向かって一直線に走ってきた









デネブ「侑斗、ごめん!」

侑斗「おりゃあっ!!」









律儀に謝るデネブ目掛けて
侑斗は綺麗に飛び蹴りした








侑斗「なんで離すんだよ!」

デネブ「駄目だ、卑怯すぎる!」

侑斗「あ?」







飛び蹴りをくらって仰向けに倒れたデネブだったがすぐに飛び起きて

正座で侑斗の正面に座って

手を離した理由を正直に話した。








デネブ「もっとちゃんと…!!」


侑斗「お前………」








侑斗は呆れたのか
顔を下げた。






侑斗「じゃあお前やれ」


デネブ「了解!」








デネブと侑斗は同時に立ち上がり

侑斗はベルトからカードを抜き取ると

緑のカードを裏返し黄色のカードにすると




またベルトに差し込んだ

長い黒のマントを身にまとった姿へと変わり

ゼロガッシャーを振ると







大きく風が吹き、地面が陥没。








モモタロス「なんだ…!?」


良太郎『また変わった…』








木の上によじ登っていたモモタロスは
また姿を変えた侑斗に驚いていた。





デネブが姿を消したことから

モモタロスが良太郎の中に入って変身するように

デネブも侑斗の中に入って変身していることが分かる。







デネブ「最初に言っておく」






侑斗が変身した際

”最初に言っておく”とイマジンに向かって言っていたように

デネブも同じことを口にした。






イマジン「ってお前もかよ!!」






イマジンも思わず突っ込んだ。

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作者名:ちあ | 作成日時:2019年12月1日 14時

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