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リュウタロス「亀ちゃん、あいつ良太郎とAちゃんじゃないのに…」




リュウタロス「お姉ちゃんの匂いがしたよ?殺っていい?」






その理由は侑斗からAでも良太郎でもないのに姉である愛理の匂いがしたからだという。


リュウタロスはAと愛理のことが大好きなので尚更侑斗のことが気に食わないのだろうか。






ウラタロス「まぁまぁ」







今にもデンライナーから飛び出して
侑斗に殴り掛かりに行きそうなリュウタロスをウラタロスは優しくなだめた。







ウラタロス「今度愛理さんに聞いとくよ」







しばらくして侑斗とデネブが乗ったゼロライナーはデンライナーよりも先に

違う路線を走っていった。







ナオミ「はい、どーぞ!」


モモタロス「おいこれモモちゃんコーヒーじゃねぇか!!」


ウラタロス「違うよそれ僕のだってば」


ナオミ「そうですよー!」








ナオミがウラタロスにあげたコーヒーを取り上げるモモタロス。

いつのまにかデンライナーの空気はいつもの空気に戻っていた


ように思えたが







ハナ「オーナー、ゼロライナーと一緒に消滅した時間って…」








ハナの心の中はいつも通りになれるわけがなかった。


侑斗が帰ってからもずっと引っかかっていた


ゼロライナーがある時間と共に消滅したという話。








ハナ「まさか…」








聞いた途端ハナは自分の時間となにか関係があるのではないかと予想したが


オーナーは何も言わずにハナを見ているだけ─。






ハナのいた消えた時間

そして消えた時間と共に消滅したゼロライナー

この消えた時間というのはハナのいた時間のことなのだろうか。





______________________________





侑斗「あれだけ言っておけばあいつら余計なことしないだろ」






一方ゼロライナーに戻ってきた侑斗は

ソファー席に寝転がってくつろぎながらデネブに話しかけていた。






デネブ「でも、落ち込んでなにも出来なくなるかも」



侑斗「イマジン退治もやらなくなるってことか」






すると寝転がっていた侑斗が

少し焦った顔でガバッと起き上がる







侑斗「それはまずいな…!」


侑斗「一応俺が動いた方がいいのか?」


デネブ「うん…!」







電王としてイマジンを退治していた良太郎

だが侑斗がきつく注意したから落ち込んでなにも出来なくなるんじゃないかという万が一のこともある。

それを考えて

念の為侑斗が動くことに。

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作者名:ちあ | 作成日時:2019年12月1日 14時

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