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その男、ゼロのスタート ページ2

ハナが教えてくれた溝端公園では






男「ぐぁっ…!!」






一人の男性が砂場に倒れ込んでいた。


男性の視線の先にはイマジンの姿。







イマジン「そこに埋まっている、早く掘りだせ」







この男性はおそらくこのイマジンに投げ飛ばされたのだろう、酷く痛がっている。






男「これは……違う!!」







男性が拒否すると

長い触手のようなものが男性の体を叩いた。







男「うっ……!!!」


イマジン「そこにある!!早くやれ!!」






いつまでたっても思い通りにやろうとしない男性のことをまた再び叩くイマジン。

男性は痛みに耐えながら這いつくばり

掘られた穴を覗き込んだ。







男「違う……!!俺が言ったのは……!!」





男「ハルカが埋めた……あの……っ!!」





イマジン「いいから早くやれ!!」






またイマジンは男性に向けて触手を放つが






イマジン「うおっ…!?」






その触手は男性に当たることなく弾き飛ばされ自分の体に当たった。


イマジンの前にいるのは







M良太郎「よぉ、穴掘りごっこより俺と遊ばねぇか?」







モモタロスが憑依した良太郎

男性にあたる前にモモタロスが防いだのだ。







A「大丈夫ですか?しっかり…!」






砂場でうつ伏せになって苦しむ男性の元には

Aの姿も。







イマジン「電王…!!それにその後ろにいる女は核だなぁ!?」



イマジン「邪魔をするな!!!!」







良太郎が電王、そしてAが記憶の核だとわかっていたのか

2人の姿を見た途端また触手を伸ばし攻撃を仕掛けた。





モモタロスは当たる寸前で転がるように避け

同時にAと男性に当たらないように腕で触手を振り払い、ベルトを装着。







M良太郎「変身…!!」








パスをかざし

変身。






モモタロス「俺、参上!!」






いつも通りのポーズと言葉を決めて
イマジンの前に立ちはだかる。






姿を変えた(モモタロスの入った)良太郎の姿を見た男性は目を丸くしてその光景に見入っていた。









A「もう大丈夫ですよ、彼が怪物を倒しますから」







Aがそう声をかけると
男性は気を失った。






A(あのイマジン…人間の扱いがひどすぎる…こんなにボロボロになるまで痛めつけるなんて…最低)





Aの手にぎゅっと力が込められた。


心の底から、怒りが沸き上がる。

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作者名:ちあ | 作成日時:2019年12月1日 14時

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