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薄汚いハイエナ、とは ページ6
｢次、松野。
おーい。松野ぉ？松野A？｣
｢はっ！！
すいません。
ウチに薄汚いハイエナが6匹も居るもので、苗字で呼ばれること無かったんですよ。笑
なので名前で呼んでくれると、助かります！｣
？？？薄汚いハイエナ？？？
私には意味が分からなかったが
先生は分かったみたいで、笑っていた。
｢笑、分かった分かった。
よし、今日の入塾テストだがなぁ。
理科が1番良かったぞ。
86/100だった。｣
｢よっしゃっ！
イタ松兄さんナイス！｣
凄い、秀明の入塾テストは厳しいはず。
｢国語と算数も68/100と78/100だったから
まぁまぁだな。
しか〜し！！社会がボロボロだったぞ。
26/100だったぞ。｣
｢あのあざとい末弟め。
呪ってやんぞ。｣
意味のわからない事を言い出した。
一体、どんな子なんだろう。
｢はぁ、2人は成績に偏りがある。
そこで、成績の偏りを無くすために今実験中の
特別クラスに入れることに決めた。｣
｢えっ、何処ですか。そこ｣
先生に尋ねてみたが、
｢よし、見に行くぞ。｣
シカトされてしまった。
ん？拒否権無しなの？！
｢はいっ！ティーチャー！｣
そして松野さん、対応能力高すぎだよっ！
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作者名：イチゴミルクティ。 | 作成日時：2021年2月23日 1時
