検索窓
今日:19 hit、昨日:2 hit、合計:23,266 hit

卑怯なヤツめ ページ45

そして、まだ引いた目で見られていた。

必死の言い訳をする。


「ひ……1人芝居だよ、やだなぁ……」


「いや、完全に自然に笑ってたよね。」


そんなバカな。

うん。

つまり私の芝居が上手すぎたってことだな!


「芝居だったんだ〜!!!
びっくりしましたなぁ、一松兄さん!」

「いやいや芝居じゃ、あらへんやろ。」


おいそこ!純粋な子を(けが)すな!

芝居だと思ってたら、芝居って事にしとけ!




フフっ、単純なヤツらは扱いやすい。


時間稼ぎは出来た。

計画通りだっ。



「あっ、Aがニヤついてるんだけど!」



トド松兄さん察し早すぎだよ、ボケ!


でも、ここは逃げるが勝ちっ!



秀明バックと、私のスマホをもって駆け出した。


兄さんは唖然としてたな。





全力ダッシュだぁっ!



「ぜぇはぁふぅ、うえっ…吐きそ…」


「げっ、なんか全力で走ってきた奴が居るっ。」


「“げっ”とは何だい?
若武くん。」



なぜ、“げっ”とか言うの。
女子に対して失礼だよ。


…あれ、何かおかしくないか。


何で……若武が居るのっ?!



「何で若武が居るのっ?!

テレパシーでも使ったのか!卑怯者め!」



「ちげーよ!小塚のミスだわ!」



「小塚先生ったら、若武んトコに
『若武には内緒で』

って、言ったらしいんだよ。本人にね。」



黒木が小塚の肩を抱きながら、揶揄いの意味を込めて言った。


小塚はその手を払い除け、少しむくれていた。



「しょうがないだろ。

僕が貰った情報は、全部若武に流すんだもの。」





あ、小塚って可愛い。

褒めてもダメだ→←ガキとは(哲学)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
設定タグ:探偵チームKZ , おそ松さん , 夢主   
作品ジャンル:ギャグ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:イチゴミルクティ。 | 作成日時:2021年2月23日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。