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本当の友情 ページ11
「よし、A。
三谷Bに行こうか。」
「お願いします!黒木っ!」
先に行ってしまった4人。
最後に残っていた、穏和そうな小塚君に聞いてみた。
「ねぇ、小塚君。若武君に謝る?」
しかし、思ったような答えが返ってこない。
「なんで?」
なんで、って…
「これから一緒に勉強していくのに、
喧嘩してたらダメじゃないの!」
私が言うと、小塚君は微笑んだ。
「あぁ、若武の事なら気にしないで大丈夫だよ。
僕たち皆、若武が好きなんだ。
若武も分かってる。
今はカッとなってるだけで、次会う時は元通りだよ。
だから、立花も気にしないでいいよ!
じゃね!」
そういうのが、男の子同士の友情って言うのかな。
「うんっ、ありがとう!」
そして私も受験Bの教室に行こうとしたんだ。
そう言えば、私の教室地上スレスレだった…
急がなくちゃ授業に間に合わないっ!!
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作者名:イチゴミルクティ。 | 作成日時:2021年2月23日 1時