2話 ページ4
千秋に案内されたのは噴水広場
ここにもう一人のメンバーがいるらしい
「おーい奏汰〜」
「ちあき〜、あれ…となりのこは だれですか？」
「姫宮桃李の従姉弟の姫宮Aだ！」
「A〜、よろしくおねがいしますぅ♪」
深海奏汰、というもう一人のメンバーは
水浴びをしているんだけど…
一体何を思って水浴びしているのかは千秋にも分からないらしい
「Aも流星隊の一員だ！うーんそうだなあ…女の子だから…流星ピーチなんてどうだ！」
「かわいいです〜」
流星ピーチ…
桃李みたいじゃん…
「…ということでだな、流星隊を継いでくれそうな1年生を勧誘しようと思う！」
「たくさん、はいってほしいですね」
『何人くらい入れるつもりなの？』
「正義の味方は5人組が基本だ、3人勧誘するぞ！」
「『おー！！！』」
早速１年生のフロアへ行く
「あぁ〜A！様子見に来てくれたの？？」
廊下を歩いていたら桃李に出くわす
『ううん、勧誘しに来ただけ』
桃李は1番にこだわるからおそらくfineに入るだろう
「ふーん…もちろん僕のことプロデュースしてくれるよね？」
『うん…でも私基本、流星隊メインだから』
「そんなのやだあ！僕だけのAでしょ？」
はあ……
桃李の駄々っ子を見に来たわけじゃないんだけど…
千秋たちは1年生の教室に入って勧誘してるのに
プロデューサーの仕事しなきゃ
『今日また一緒に帰るんだから我慢して？』
「うん……」
教室に戻った桃李を見送り、千秋たちのもとへ行く
「聞いてくれA！」
「みつけました〜」
目をつけたのは空手部の南雲鉄虎
千秋曰く、同じ何かを感じるらしい…
そして仙石忍
彼の忍術(？)が流星隊のパフォーマンスに向いているらしい
「一応声をかけてみたんだがまだ確定ではない」
「おーでぃしょん、かいさいですねえ」
放課後にするらしい
『けど千秋さ、部活の勧誘もしなくちゃいけないんじゃない？』
「そうだなあ…」
千秋はユニットリーダーでもありバスケ部のキャプテン
「まあ何とかなるさっ☆」
そして放課後
奏汰とAV室で流星隊オーディションをしていた
プロデューサーである私は、流星隊について詳しく説明していた
「1年A組、南雲鉄虎ッス！根性は誰にも負けないっス！」
たしかに千秋っぽいな
将来の流星レッドになりそう
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作者名：愛音 | 作成日時：2018年5月8日 0時
