4話 双子 ページ5
･
「ジンA借りるわね♡」
「は？良い訳ねぇ…おい！連れてくな！」
そんなジンを無視してAを連れていく
『ばばい！』
そう言いながらジンに向かい小さな手をヒラヒラとしている
「ウッ！A行くな！」
この反応が面白かったのかキャハハと笑いながら手を振り続ける
「ふふ…さぁ行きましょ！」
そう言い着いたのはベルモットの部屋
『べゥ！』
と言いながら手をパチパチさせる
「あらごめんなさいね。今からAに沢山のプレゼントを渡すのよ！」
取り出したのは紙袋やら大きなリボンで結ばれた箱など……実に様々なプレゼントが用意されていた
『…！ベゥ！んぇ！』
「あら？これが気に入ったのかしら？」
そう手に取ったのは周りと比べると少し小さいピンク色の箱だった
『んぅ！』
「ふふ…これには何が入っているかしら？一緒に開けましょう！」
Aの手を取るベルモット
リボンを解き箱を開けるとそこには……
『くぅ！…くぅま！』
そこにはクマのぬいぐるみがあった
『べゥ！すぅ！』
「！？…喜んでくれて嬉しいわ！これからはそのことも一緒に寝れるわね♡」
相当嬉しかったのかクマのぬいぐるみをギュゥと抱きしめて離さないA
「ふふ…流石は私の娘ね！先にそれを当てるなんて！」
『たゃ？』
不敵な笑みを浮かべながら新しく箱を開けるベルモット
「これもプレゼントよ！Aとそのクマさんに！」
『…？』
クマさん…という意味がわからずに首を傾げるA
「ふふふ…これはね、私が特別に作らせたその名も双子コーデよ！！」
若干ドヤ顔気味で言う
まだ意味がわかっていないAにベルモットは
｢まずは見てちょうだい！！じゃーん！」
そう言い見せたのはまるでアイドルが着ているようなピンクと黒のチェックのワンピース…とその何倍も小さい同じ形のワンピース
『きゃわわ！！…すぅ！』
キラキラと目を輝かせながらワンピースに手を伸ばすA
「気に入ってくれたようで良かったわ♡」
そう言いAにワンピースを着させる
「はぁぁ♡可愛い…可愛すぎるわ！！A？そのくまさんを貸してくれるかしら？」
そう言いAから人形を貰う
何やらゴソゴソとやっているベルモット
「はい！これでお揃いね！」
『かぁ…い♡』
Aの前にはAとお揃いのワンピースを身に着けているクマさん
「さぁ！まだまだこれからよ！！」
そう言い箱の中から次々に服を取り出すベルモット
着せ替えは夜中まで続いたとか
一方、着せ替えた状態をジンに見せに行くと
「……良くやった」
と、心臓を押えながら言ったとか
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 481人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
( ´Д｀) - ピンガ出してほしいです！ (8月1日 13時) (
レス) id: b9819e7b60 (このIDを非表示/違反報告)
紅花 - ？ (7月17日 16時) (レス) @page3 id: 5d6bcaafb9 (このIDを非表示/違反報告)
わかちゃ(プロフ) - 名前呼び嬉しすぎますっ！それに大好きだなんて！！花様は嬉しいお言葉を言うのがお上手ですね…🥹 (2023年3月10日 14時) (レス) id: b355fc481c (このIDを非表示/違反報告)
花 - わかちゃさん» 返信いつもありがとうございます！本当に嬉しいです！私も作品を見るのとコメント書くのとわかちゃさんの返信コメントを見るのを凄く楽しみにしています！(勝手に名前呼びすみません！)八つ当たりするジンと後にぐちぐち言うバーボンのシーンが凄く好きです！大好き！ (2023年3月9日 23時) (レス) @page25 id: 9276019969 (このIDを非表示/違反報告)
わかちゃ(プロフ) - 花さん» コメントありがとうございます！！花様のコメントを楽しみにしながら小説を書いている自分になりつつあります笑何だかんだ1番いじられキャラなのがバーボンなのでいつもジンの理不尽相手にさせてもらってます笑次も頑張って書きますので気長にお待ちください！ (2023年3月9日 21時) (レス) id: b355fc481c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：わきゃめサラダ | 作成日時：2023年1月8日 8時
