3話 嫉妬 ページ4
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Aが来て1ヶ月くらいが経ったある日
『んゃ…じ!……じ!!』
ジン「A!?なぜここにいる!?」
ジンが驚くのも無理は無い。ここはジンの部屋。ドアが空いていたとはいえまだ歩くことが出来ないAはここには来れないはず
『じ!!だ…こ』
そう言い手を広げながらこちらに迫ってくる
ジン「A…お前…ケツで歩けるのか?」
そう……目の前にはお尻で歩くAの姿が…
『じ!!!』
ジン「あ、あぁ…すまない」
そう言いヒョイと体を持ち上げる
『んぅ!』
良くやった!と言わんばかりの顔で言うA
ジン「フッ…随分と偉くなったものだ」
そうは言うものの笑顔がこぼれるジン
ジン「とりあえずベルモットにこの事を言いに行くか」
in ベルモットの部屋
ジン「───て事があってな」
ベル「そうなの!?我が娘は成長が早いのね♡」
そう言い床にいたAを膝の上に乗せる
『んぅ!べゥ…!!チュ♡』
ん!と、もちもちのほっぺをベルモットに差し出すA
ベル「!!……なんて可愛いのかしら♡はい!」チュ
リップ音と共に頬にキスを落とす
『んぅ〜!』
と、ほっぺに手を当ててくねくねするA
ジン「チッ…こいつはどういう趣味してやがんだ」
そういいそっぽを向くジン
『じ…?』
いつもならすぐに向いてくれる大好きなジンが振り向いてくれない
ベル「もぉ!ジンったら、そんなこと位で嫉妬しないでちょうだい!……あぁ!!A…そんな顔しちゃって……」
そう……Aは今にも泣きそうな顔をしている。しかし泣いたらもっと嫌われてしまうかもと思い目に涙を貯めた状態で唇をぷるぷると震わせていたのだ
それに気が付いたジン
ジン「わ、悪かったな……その…何だ……そんな顔しないでくれ」
そう言いAを優しく抱きかかえる
『じ……すぅ?』
ジンに自分のことを好きかを聞いている様子
ジン「あぁ…好きだぞ」
照れながらもそう答えるジン
『うぁぁぁぁぁぁん!!』
緊張がほぐれたのか大声で泣き出すA
「「!?」」
ベル「あぁ!私の可愛いA!!泣かないで!……ジン!!」
ジン「っ……分かってる……悪かったA。大好きだ!」
するとさっきまで大泣していたのは嘘のように
『すぅ……ぃ!すぅきぃ!』
と、両手でほっぺを抑えて言うでは無いか
安心する2人
その日は好きブームだったのか色々な人に好き好きと言ってはみんなの心臓を壊すのだった
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( ´Д`) - ピンガ出してほしいです! (8月1日 13時) (レス) id: b9819e7b60 (このIDを非表示/違反報告)
紅花 - ? (7月17日 16時) (レス) @page3 id: 5d6bcaafb9 (このIDを非表示/違反報告)
わかちゃ(プロフ) - 名前呼び嬉しすぎますっ!それに大好きだなんて!!花様は嬉しいお言葉を言うのがお上手ですね…🥹 (2023年3月10日 14時) (レス) id: b355fc481c (このIDを非表示/違反報告)
花 - わかちゃさん» 返信いつもありがとうございます!本当に嬉しいです!私も作品を見るのとコメント書くのとわかちゃさんの返信コメントを見るのを凄く楽しみにしています!(勝手に名前呼びすみません!)八つ当たりするジンと後にぐちぐち言うバーボンのシーンが凄く好きです!大好き! (2023年3月9日 23時) (レス) @page25 id: 9276019969 (このIDを非表示/違反報告)
わかちゃ(プロフ) - 花さん» コメントありがとうございます!!花様のコメントを楽しみにしながら小説を書いている自分になりつつあります笑何だかんだ1番いじられキャラなのがバーボンなのでいつもジンの理不尽相手にさせてもらってます笑次も頑張って書きますので気長にお待ちください! (2023年3月9日 21時) (レス) id: b355fc481c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わきゃめサラダ | 作成日時:2023年1月8日 8時