前世で鬼殺隊の一隊士だった私は今世でも一生徒として過ごしたい

竈門兄妹は可愛い ページ7

｢俺は竈門炭治郎と言います！｣

｢？…………あ！はい！｣


急にどうしたと思ったら、そうか。

まだ私たちお互いの名前も知らない状態だったな！？


いやでも、待てよ。

ここで名前交換すると相手に自分の情報が相手に残るよな…まずいな。

というか今この状態が既にまずいな。


空気になるって誓ったのに……くそ！


でも、竈門兄妹は可愛い後輩だったからな…。

今世でも可愛がりたい…。

けど竈門君がすごい主人公気質で、厄介な人たくさん引き寄せるからなあ。



｢……私は環です｣

｢フルネームを教えてください！｣

｢環Aですっ！｣

｢ありがとうございます！！｣

折れた。フルネーム言ってしまった。

前世では、下の名前はお館さまくらいにしか言ってなかったけど。

今世は平和だし、いっか。



竈門君はちょっぴり頬を染めて嬉しそうだ。

は〜？？可愛い。

これもしかして友達認定されてないか？もういいけどさあ。

可愛いは正義。可愛ければモーマンタイ。



｢あと、Aさんは高等部何年生ですか？｣

｢一年です｣

｢俺もです！｣

竈門君、もっと嬉しそうにするのはなぜ？？

しかも早速名前呼びかよ、コミュ力高いな。


｢タメ口でもいいですか？｣

｢はい｣

｢やった！よろしくな、A｣


眩しい笑顔でそう告げられた。

竈門君の距離の詰め方えぐいんだが。



ずっと撫でていた禰豆子ちゃんの方をふと見る。

まんまるな桃色の瞳が私を見つめ返す。

……かわゆい。


｢よろしくね、竈戸君｣

ふわりと笑った。

ここに来てから一番自然に笑えた気がする。


竈門君は目を少し見開いてから、くしゃっと笑った。


｢ああ！｣




▽

｢はぁ……｣

それからメロンパンをいただいて自分の家に帰った。

今は自室のベッドの上なう。


可愛かったなあ、竈門兄妹。



.*･ﾟ .ﾟ･*.*･ﾟ .ﾟ･*.

Aちゃんの関われる人、関われない人

柱男(しごかれまくったため無理、見るのも無理)

柱女(可愛いは正義)

鬼(無理、家族の仇、例外あり)

竈門兄妹(可愛いは正義)

我妻(無理ではないけど面倒臭い)

嘴平(無理ではないけどうるさい)


基本的に前世で生きた時代が同じ人とは喋りたくない。

可愛い人は除く。

他、質問等あればコメント欄にてお願いします。

許さんからな→←フランスパンくわえた禰豆子ちゃん♪

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