あれ、逆ハー狙ったんだけど思ったのと違う2【あんスタ】

57話-朔間凛月side- ページ29

Aに膝枕をしてもらいながら先生の話を聞いているとセッちゃんから怒りのLINEがきたから画面を閉じた.
今出ると面倒臭い.まぁ夜でも返信はしないけど.


「 要は,この犯人は普段入り待ち出待ちしてる女ってこと〜? 」
椚「 そういう事です 」
『 真緒,なんか分かったか? 』
真緒「 いや……あっ! あった! 」


〇〇 @f
今日は王子に支えてもらった♡
実はずっと好きだったから嬉しい…＞＜
その後に凛月君も登校!
早く2人が手を繋いで登校してるところがみたい〜!


『 あの子か 』
「 俺顔知らないや 」
真緒「 確か鳴上が見てただろ 」
『 そうなのか? 』
「 ナッちゃん顔見てたというか,Aの行動見てたんだよ〜 」


ってことは…犯人は……


「 普通科じゃん 」
椚「 普通科の先生に聞いてみましょう 」
あんず「 そっか! 出席簿確認したら連日で休んでる人すぐわかりますもんね! 」


先生は隅に行き電話をかけている.
いや流石に早朝に電話は…俺ならでない♪
と,いうかエッちゃんやス〜ちゃんに聞けばそんなのすぐ分かると思うんだけど.
頼りたくはないけど兄者とかね.


『 とりあえず俺は着替えてくるよ 』
あんず「 私も! 」
真緒「 俺らも着替えとく 」


襖を閉じてあんずの心配そうな声が僅かに聞こえた.
まぁ…今のAはちょっと心配かなぁ…とは思うけど,大丈夫でしょ.


「 Aにはセッちゃんがいるからね♪ 」

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