18話*私のヒーロー7人 ページ19
「Aちゃんはさー…天才だしいいなぁー笑」
「やっぱり天才作曲家は違うね」
『…ありがとうございます』
さてこのお二人さん
悪気があって言っているか、言っていないかどちらでしょうか。
二人ともニヤニヤしていて、悪気があって言っているとしか思えません。
天才作曲家.なんて言葉私は嫌いだ。
なぜなら、天才と言う言葉は
天才と付くだけで上に見られる。
努力しなくても弾ける
練習しなくても弾ける
とか散々言われてきた。
だけれど、
私は
天才なんかじゃない。
小さい頃にピアノを弾いてみたら少しぎこちなかったけれど上手く弾けた。
それと同時に音楽を知る
ピアノを弾くことの楽しさを知った。
それから私は時間があるとき
ピアノの練習をしてきた
ピアノの練習を積み重ねて今こうして、HE★VENSの作曲ができているわけだし
作曲家になれるように
努力してきた
だから天才なんて呼ばれるのは嫌なんだ。
自分が努力してきた時間・日々を潰してしまうような言葉で.
凄い自分勝手だけど
やっぱり努力してきたのは認めてもらいたいから。
__だからさ
もう天才作曲家なんて言わないでよ
凄く苦しい
辛い、悲しい
誰か私を見つけて救ってよ
「私も天才美容師とかになりたい笑。」
Aちゃんみたいに
「天才かぁ…んー」
天才
桐「こらこら〜君たち?」
帝「悪気があって言ってるでしょー。
ナギそうゆうのホント無理」
瑛二「その言葉、もうAには言わないで?」
天「A、A。大丈夫か?」
皇「遅くなった…、すまない」
大「二度とAに近づくんじゃねぇぞ」
瑛一「A
__こい」
『み、んな…っ!!』
瑛一兄の胸へと飛び込む。
みんなはいつも助けてほしいときに
私を救ってくれるよね。
『_ありがとう』
そこから私は瑛一兄の腕の中で寝てしまったらしい。
それでね
最後何か瑛一兄が言ったような気がするんだけど聞き取れなかったんだ。
瑛一「無理をするなと言っただろう」
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作者名:天照 | 作成日時:2017年2月16日 0時