【うたプリ】もうひとりのヒロイン (ページ18)

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17話＊様子がおかしい. ページ18

ｰ瑛一Sideｰ

…最近アイツがおかしい｡

『…』

ずっと作曲に打ち込んでいる。
俺たちの仕事には着いてこず部屋にこもりっぱなしだ。

俺たちがオフの日は一緒にリビングに居るが､一言も喋らず作曲している。

メンバーもそんなAの変化に気づいているハズだ。

ナギはふてくされていて､Aのほうをずっと見ている.

綺麗はいつもに増して静かだ←

瑛ニはAを観察しているように見ている.

ヴァンは30分ごとにAに休憩するように言っている｡が､本人は聞こえてないようだ.

大和は腕を組み不機嫌そうにしている.

シオンはタンスに入りそうな勢いだ←?

…俺?

俺はAの隣に座っていて､気づかないようにこっそりと様子をうかがっている←

帝「Aー」

『…』

帝「むぅー､Aー!!」

『…』

帝「むぅぅう､」

「おい､A。」

『…』

「A､」

『__!!､とごめん。

どうしたの瑛一兄｡何か用事?』

肩を揺さぶると
Aは気づいた。

こいつの目の下には隈ができていた。
…夜遅くまで部屋の電気がついていると思えば作曲をしていたのか。

「お前…最近おかしいぞ。」

『…え』

帝「さっきナギが声かけたのに気づいてくれなかったもん!!」((ﾑｽｯ

『え?ナギ声かけたの?聞こえなかった…』

「それにいつも作曲しているときは楽しそうにしていた､

でも今のお前は何か思い詰めているようだが?」

『…?､そんなことないよ?』

瑛ニ「A､疲れてる?」

皇「…あまり､無理はよくない､､､」

桐「!!､

____天才作曲家」

大「!!､おいそれは…!!」

桐「…って言われたん?」

「「「!!」」」

天「…A､」

『やだなぁー､みんな笑｡

私そんなこと言われてないよ?ただ私が作曲したいだけ!

それに新曲の発表も近いんだし早くなんないとみんなに迷惑かかるでしょう?だからだよ』

よいしょ__と、
俺の隣から荷物を持って立ち

『それじゃぁ､私は部屋でもうひと頑張りしてくるよ』

じゃね_と言ったまま部屋をでてしまったA。

瑛ニ「兄さん」

「あぁ､分かっている」

瑛ニが言いたいのは
このままではいけない。

早く助けてあげないと、
Aが壊れてしまう。

と言いたいのだろう。

そんなことさけない､

Aが壊れる前に助けるのが

兄の役目だ