裏路地のバー。dieci ページ11
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「黒い宝石…ねぇ、随分大きな名前じゃないか。」
「んで、Aちゃんはそこのオヒメサマってわけだ。」
おそ松様とカラ松様が、神妙な顔をしていう。
『違います。私はもう、
「アルロフって名前はドンの名前じゃないよね。ピーニだったと思うんだけど。」
彼らが感じる疑問に一つ一つ答えていく。
『母のものです。母はカミラ・アルロフと言いました。』
「……
『…もう、あのファミリーとは縁を切ったんです。連絡などどうして取れましょう。』
それを聞くと、松野様たちは顔を緩ませ笑う。
「
でも、なんで
『……少し、待ってください。少し、話す覚悟を、決める時間を、ください…』
松野様たちは、もちろん、と頷いてくれる。
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目を閉じる。
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思い出せ、暗い暗い記憶の奥底に埋めた、悲しい記憶を。
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大丈夫、この人たちは、信用できる。
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目を開ける。
口を開く。
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『昔、昔。』
______愛に惑わされた二人の恋愛劇から話しましょうか。
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マレイド(プロフ) - サクラさん» ありがとうございます!完結できるよう頑張ります! (2018年3月1日 18時) (レス) id: cc8dab3ec0 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 更新楽しみに待ってます! (2018年3月1日 13時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
マレイド(プロフ) - 千代松さん» ありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年2月21日 19時) (レス) id: a2b6ddf51f (このIDを非表示/違反報告)
千代松 - 面白いです!更新頑張ってください!続きを楽しみにしています! (2018年2月21日 17時) (レス) id: 4b0b8ba6fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マレイド | 作成日時:2018年2月19日 10時