129. ページ43
一番下まで行くと、一つほ部屋があり、その中にQが閉じ込められていた。
『やっぱりここにいたのね』
太「まるで扶けを待つ眠り姫様だ」
中「眠り姫様ねえ?」
太「ナイフ貸して」
太宰が中也に云った。
中「あ?」
太「あ、念のためにさっき掏っておいたんだっけ?」
そう云う太宰の手には中也の持ってきていたナイフが握られていた。
中「手前……」
太宰はナイフをQの首に当てる。
太「……止めないの?」」
中「首領に生きて連れて帰れと命令されたが、その餓鬼を見てると呪いで死んだ部下達の死体袋が目の前をちらつきやがる……
やれよ」
『中也……』
太「そうかい……じゃ、遠慮無く」
太宰はナイフを振り下ろしたが、それはQの真横の木に刺す。
中「甘ぇやつだっ……
そういう偽善臭えところ、反吐が出るぜ」
太「Qが生きている限り、万一の安全装置である私の異能力が必要だろう
ポートマフィアは私を殺せなくなる
そうでしょう?A」
『ええ……その通りよ』
中「チッ……」
Qを解放し、中也がQを抱え、太宰が呪いの人形を持っている。
中「おい糞太宰…その人形寄越せこらぁ!」
太「だーめ♡
万一の保険だもの〜」
中「あいつ、絶対いつか死なす_______のわぁ!」
その時、中也が何者かに引っ張られ叩きつけられた。
『中也!』
太「A、こっちだよ!」
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年6月3日 22時