６０． ページ11
鏡「？如何かした？」
鏡花が後ろを振り返ってキョロキョロしている敦に問いかける。
敦「いや…………
(そうだ、この状況、太宰さんなら如何する？)」
そこで敦は一つの結論に辿りついた。
敦「ある、一つだけ。
探偵社の無実を証明する手がかりが」
敦の言葉に鏡花とAは目を合せた。
『……聞かせてもらえるかしら？』
敦はゆっくりと口を開いた。
敦「小栗虫太郎に協力してもらうんです」
『なるほど……よく思いついたわね』
鏡「虫太郎？」
小栗虫太郎とは、以前、この計画を知り探偵社に助言した者のことだった。
敦「彼は今回の計画を知ってた。
きっと真犯人の正体も掴んでる。
若しかしたら、探偵社を元に戻す方法も」
鏡「でも今、彼ハ行方不明。どうやって捜せば」
『方法ならある』
Aの言葉に敦と鏡花はAを見た。
『………フィッツジェラルドの『神の目』よ』
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チョッコレート - 感動しました (2021年3月10日 17時) (
レス) id: 38d2d1d0df (このIDを非表示/違反報告)
彩 - タグに違和感が．．． (2019年11月20日 14時) (レス) id: 64a47e4c13 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認ください。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月12日 20時) (レス) id: 459429b1f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2018年10月12日 20時
