アクノロギアが愛した娘【FT】

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そして翌朝、ギルドに帰ってくると案の定ルーシィは機嫌が悪かった。


あのナツとグレイの喧嘩をその圧で黙らせるくらいだ。


ミ「すごい、エルザとA以外にあの二人をとめられるなんて」


ｴﾙﾌ「漢だ！」


『ルーシィは女よ』


「ねぇロキ来てる？」

「ロキってば酷いわ！」

「なによあんた達！」

「ロキどこー！」


ル「なにあれ？」


ハ「街の女の子達だよ

自称ロキの彼女みたいだね」


『ロキの女癖の悪さには呆れるわね』


「昨日急に別れようって！」

「悔しいけどあたしも！」

「あたしも！」

「なんで急にこんなこと言い出すのよ！」


ミ「さっさぁ？;」


「もしかして本命が現れたの！？」

「誰！？このギルドにいるの！？」


ミ「ルーシィ！たすけて！」


ル「！！;」


「なにあの女」

「ちょっと可愛いじゃん」

「胸でか」

「まさかロキの本命って…」


ル「もう！めんどくさい事ふらないでよミラさん！

A助けて！！」


『あたしは関係ないわよ』


「は！？ちょっとこの女ってあのA！？」

「ロキと付き合ってるっていうわけ！？」


ハ「Aとロキはつきあってるよ！

昨日一緒の宿に泊まって2人でキスしてたもんね！」


『っ！！！

ハッピー、見てたの？;』


ハ「あい！面白そうだったから遠目で覗いてました！」


『…後でお仕置きよ』


ハ「ﾋｯ!ナツぅ！！助けてぇ！！」


「ロキとキスぅ！？」

「あたしだってまだしてないのに！！」

「あたしだって！」

「くーやーしーい！！」


『はぁ…私じゃなくてロキにその不満をぶつけてもらえる？

ここで騒がれるのは迷惑です』


「うっ…」

「し、仕方ないわね…」


女の子達はAのその一言で帰っていった。

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