アクノロギアが愛した娘【FT】

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エルザとラクサスは睨み合っている。


ラ「この際だ、はっきり言ってやる

弱ぇやつはこのギルドには必要ねぇ

情ねぇなおい、ファントムごときに舐められやがって

それに元凶のてめぇ、星霊使いのお嬢様よぉ

てめぇのせいで…」


ミ「ラクサス！もう全部終わったの

誰のせいだとかそんな話は元からないのよ！

戦争に参加しなかったラクサスにもお咎め無し！

マスターのご意思よ！」


ラ「そりゃそうさ！俺には関係ねぇことだ

ま、俺がいたらこんな無様な目にはあわなかったがな

なぁA？お前もそう思うだろ？」


『私は何もしていない、全部みんなが力を合わせてやり遂げたこと』


ラ「ﾌｯピンチの時に駆けつけるヒーロー様ってところだな

Aをあんだけ傷つけといていざとなったら縋る

お前、こいつらにいいように使われてんじゃねぇのか？」


『……』


「「！？」」


エ「きさまぁ！」


ナ「まちやがれぇ！！ぬわっ！！」


ナツの攻撃は一瞬で交わされる。


ナ「ラクサス！俺と勝負しろ！！

この薄情もんが！！」


ラ「俺を捕えられねぇやつがなんの勝負になる？

俺がギルドを継いだら弱ぇもんは削除する

そして歯向かうやつも全てだ！

最強のギルドを作る！誰にもなめられねぇ史上最強のギルドだ！」


ラクサスは笑いながらその場から姿を消した。


ル「継ぐって、何ぶっ飛んだこと言ってんのよ」


ミ「それがそうでもないのよ

ラクサスはマスターの実の孫だからね」


ル「えぇー！？」


ミ「だからマスターが引退したら次のマスターはラクサスの可能性がすごく高いの」


ル「そ、そんなぁ…」


ミ「でもマスターはAに継がせようとしているみたいなんだけど…」


ミラはチラッとAを見る。


『私は人の上に立つような存在じゃない』


ミ「そういうことなの;」

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