23話 ページ23
A「ごめんね。本当に、私なんかのために…」
キュウビ「僕は嬉しいよ。Aの頼みならなんでもね」
オロチ「私もだ」
キュウビもオロチも、何でこんなに優しいんだろう…
キュウビ「ほら、僕のロイヤルパンケーキ食べるかい？」
オロチ「私のチーズケーキも美味しいぞ」
A「うん。ありがとう」
ちょっと、元気が出てきた
もっと前向きに考えないと
…また、エンマ達と一緒に暮らしたい
でも、クラスのみんなと過ごすのも楽しいからな…
キュウビ「……何か考え事があるなら、僕達に相談しなよ」
A「でも……」
オロチ「1人で抱え込むことないぞ」
………相談、してみようかな
A「私、エンマ達とまた一緒に暮らしたいと思うけど、人間として小学校に通う生活をやめたくないんだ。楽しいし、友達もいるから……」
オロチ「なら、エンマ宮殿に住んで、小学校に通えば良いじゃないか。うんがい鏡があれば、小学校まですぐに行けるだろ」
A「私のこと欲張りだ、って思わないの？」
キュウビ「そんなことないよ。僕だって、小学校の先生しながら紅蓮の親方もしてるし。君の人生なんだから、君の好きなようにすれば良いさ」
私の人生……か
それもそうだ
これが私の人生だ
A「ありがとう。元気でたよ」
キュウビ「よし、じゃあこれからゲラゲランドで遊ばないかい？明日は休みだからさ」
A「良いの？」
オロチ「私はごくらく温泉に入りたいな」
キュウビ「ついでにきもだ飯でお酒でも飲みながら鍋を食べようか」
そして私達はゲラゲランドに向かった
続く (更新停止中)
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作者名：早月 | 作成日時：2018年12月11日 16時
