誰だって愛されたいでしょ？

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昼間




お弁当を手に持つと荒井さんがこちらに来た




「中庭で食べよ！」




屋上なんて開いてないから中庭で弁当を食べようと中庭へ行く




荒井「…佐藤さん…私ね？
バスケ部のみんなが大事なの…だからさ…
こんなこともうやめてよっ！！」





中庭に着くといきなり大きな声でその言葉を言われる。




中庭の近くには売店があるため何人かの生徒がこっちを見る。





荒井「佐藤さんなら…佐藤さんなら
ひどいことなんてしないと思ってたのに！





こんなことして何が楽しいのっ！？」





そういうと荒井は思いっきり私のほおを殴った。





結構力が強いのか





それとも爪が伸びすぎて痛いのかよくわからないけど






私のほおに激痛が起こった。








『ッ…！？』




予想内だったがほおに雫が流れた。






その雫を手で拭うと紅く私の手にコベリついた






「泣いたって許されないことなんだよ！？
私たちは本気で日本一を狙ってるのに！」





私が激痛でしゃべれないことをいい事に荒井はペラペラとありもしないことを大声で言う

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