【黒バス】貴 「…この世界で、私が生きる価値なんてないし」そう言った君の瞳を俺／僕／私は忘れはしない【中学編】

Live Hope：１１ ページ14

貴方side






翌日から私は、和君のことばかり考えるようになった




今は何してるんだろう？


元気かな？


部活はやっぱりバスケ部なのかな？






青い空を見ながらぼーっとしていた









．









．









黒子「…Aさん、どうしたんでしょう」


赤司「…さぁな。何か考え事でもしているんじゃないか？」


紫原「あんな風にぼーっとしてるAちん初めて見た〜」


黄瀬「もしかして俺のこと考えてるんスかね？(｡ゝωσ)ｼｬﾗｯ☆」


全-黄瀬「「それは絶対にない」」(即答


黄瀬「酷っ！！(泣)」









．









．









和君に会いたいな……


それで謝りたい
あの時のこと





『ごめん』の一言がなかなか言えなくて…

もどかしい気持ちが残る







赤司「A」




そんな時、赤司君に声を掛けられた




貴「何？」




無愛想に返事した


すると赤司君は急に真剣は顔つきになる





なんなの？



赤司「…ぼーっとしているが、どうしたんだ？」






なんだ、そんなことか


貴「…ちょっと考え事。どうしても気になることがあって…」


赤司「…そうか」



そう答えると、黄瀬君がズイッと私と赤司君の間に割り込んできた




黄瀬「考え事って、もしかして好きな人のことっスか！？」





好きな人……ねぇ

和君は……どういう存在の人なんだろう




和君はもう私なんか覚えてないよね…





じゃあ、私はなんでこんなに覚えてるんだろ


もしかして……好きなのかな、和君のこと





貴「……」


黄瀬「えぇ…ど、どうなんスか！？」


貴「…好き…なのかな…」


全-貴「「……え？」」


貴「いや、まだわからないけど」









全-貴「「えぇぇぇぇぇぇえ！？！？！？」」


貴「(うるさい……怒)」






私ははぁ、とため息をつき、









また青い空を眺め始めた

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