14話 ページ14
『なぁー圭介!このままツーリングしてかねー?』
バイクの後ろに乗って風と圭介の体温を感じてしばらく、この温度を離したくなくてエンジンに負けないように圭介に話しかけた。
「めずらしーじゃねぇか!どこでもこのゴキで連れてってやるぜ」
『やったね!でも母さんが心配しない程度に帰んかんな』
「おうよ!」
思えば、こんなこと言うことなかったかもな
中学生でバイク?無免?捕まりたくない!っていう一心で乗る度ヒヤヒヤしてあんまり乗りたがらなかったんだっけ
『運転手さん!前の車を追って!!』
私のドラマでよくあるようなセリフに圭介もノってくれて
またま前にいた一つの車の後を追い、信号で引き離されたらまた別の車について行くっていう、
くだらない遊びをしながらツーリングを楽しんだ。
そして、
「、、、、何処だ、ここ、、、」
『私の見間違いじゃなければさっきさいたまスーパーアリーナの看板見た気がする、、、』
迷子になって、帰る頃には辺りは真っ暗で母さんにこっぴどく叱られたのはまた別の話。
111人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:らいあ | 作成日時:2021年10月18日 17時