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【リヴァイside】
オレたちが
あのあとから結局ユパの家に住まわせてもらい、今日に至る。
ハンジ「ふぁあぁぁぁぁ、おはようリヴァイ」
早くもすっかり我が家のように慣れくつろいでいるハンジが、あくびをしながらダイニングに入ってきた。
リヴァイ「ボリボリと腹をかいてねぇで手伝え、クソメガネ」
オレはすでに朝食を済ませ、ダイニングテーブルの上を台拭きでくまなく磨いていた。
ハンジ「リヴァイィィ〜。どんなに磨いても物のピカピカ度には限界ってものがあるんだからぁ。そんなに磨いてるとキレイどころかキズになったり、へこんじゃったり・・」
バン!
リヴァイ「そのうるせぇ口がへこんでくれればいいんだが」
ハンジの顔面に台拭きが張り付いているのを横目に、キッチンに立っているユパに話しかける。
リヴァイ「ユパ、悪いがトリウマを借りたい」
ユパは黒いラクダのような動物を移動に使っており、初めて見た時は変わった馬だと思ったが、それは『トリウマ』という鳥類に分類される生き物らしい。
カイとクイと名付けられたその2羽は、この家で飼われている。
ユパ「どこへ行く」
リヴァイ「トルメキア軍の領地までだ」
ユパ「よかろう。カイとクイどちらがよい」
リヴァイ「どちらでもいい。違いがわからねぇw」
ハンジ「えぇーリヴァイ出かけちゃうの?」
リヴァイ「クシャナと
ハンジ「あー、あの鎧ね、気になってたもんね。パラディー島に持って帰る気?」
リヴァイ「まだ帰れると決まったワケじゃねぇがな」
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作者名:ico | 作成日時:2019年12月28日 17時