第1話〜私の過ち〜 ページ4
珱sibe
私は、吸血鬼として生まれた。
それに、不満は無い。
むしろ、恵まれたと思っている。
暗い場所で、仲間と過ごす日々。
幸せで、充実した毎日を送っていた。
ある日。
エーテル=クーマリンという、私達吸血鬼とは縁の無い、天使がやって来た。
エーテル=クーマリンは、
吸血鬼の回復薬を作りたいから研究させてくれ。
という事を私達の前で言った。
皆は、それに賛成していたけれど、私は疑問を抱いていた。
吸血鬼は自己再生能力の高い種族だ。
大抵の傷は治療無しでも回復する。
でも、その薬が出来たら、自己再生能力が低めの子供も、病気になりにくくなるかも知れない。
私は小さな疑問を抱きながらも、その研究に賛成してしまった。
私も含め、全員が吸血鬼が栄える未来を夢見ていた。
でも、現実は違った。
それから、一人、また一人と、吸血鬼はどんどん数が減って行き。
吸血鬼は、絶滅寸前まで数が減ってしまった。
全員毒を盛られ、死んでいた。
その毒は、エーテル=クーマリンが調べても分からなかった。
死んでいったのは、研究された者だけ。
エーテル=クーマリンを疑う者が増える中、
エーテル=クーマリンしか、絶滅を救う人は居ないと、藁にもすがる思いで、エーテル=クーマリンを信じる者も居た。
私も、その中の一人だった。
エーテル=クーマリンなら、私達を助けてくれる。
私はそう信じて疑わなかった。
そんな私を見て、エーテル=クーマリンはにっこりと微笑むと、
『君を、研究しても良いかな』
と手を差し出した。
私はその手を取り、研究室へと、足を踏み込んだのだ。
それが、大きな過ちであるとは、気付きもせずに。
第2話〜恐怖〜→←この世界の説明だね.....多分..........絶対中二病見たいになるな by莉愛
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ロリコンサンダー(仮) - うらみん PC垢さん» すみません!携帯とか成績とか精神が壊れていたせいで、更新が止まってしまい申し訳ございません。 (2019年11月25日 17時) (レス) id: 726db12174 (このIDを非表示/違反報告)
うらみん PC垢 - 更新楽しみに待ってます (2019年10月25日 20時) (レス) id: 57acaff2a1 (このIDを非表示/違反報告)
ロリコンサンダー - アエルさん» ありがとうございます……わ、わたしも……ポッ←すみませんwそういって頂けて嬉しいです! (2019年9月12日 18時) (レス) id: 6a276d2734 (このIDを非表示/違反報告)
ロリコンサンダー - しーずんぺろ子さん» そっ、それなぁ!?あ、ありがとうございます………(照) (2019年9月12日 18時) (レス) id: 6a276d2734 (このIDを非表示/違反報告)
ロリコンサンダー - べのむさん» え、えええええええええぇぇええええ!?!?!?!?ありがとうございますぅううう??? (2019年9月12日 18時) (レス) id: 6a276d2734 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:莉愛&ロリコンサンダー | 作者ホームページ:http:
作成日時:2018年12月29日 11時