恋愛事情:1 ページ2
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A「こんにちは〜」
放課後の体育館からひょっこり顔を覗かせるA。
実渕「あら、Aちゃんじゃない!」
葉山「A〜〜〜!!」
根武谷「おぉー……」
それに気づいた実渕は嬉しそうに笑い、葉山はAに抱きつく。
根武谷は頭をかいている。
A「わっ、小太郎先輩!?」
葉山「あっ、A照れてるー!!かわいいっ♪」
実渕「ちょっと、離れなさいよ!」
ぐいっと葉山を引き離す実渕。
実渕「Aちゃん、大丈夫?」
A「はい、大丈夫です((ニコッ」
実渕「かわいい♪」
優しくAの頭を撫でる実渕。
葉山「レオ姉ずるいっ!」
実渕「A♪」
A「くすぐったいです、レオ姉♪」
きゃっきゃっといい雰囲気の二人。
それを見て、根武谷は顔をしかめた。
根武谷「おい、いい加減やめろ」
葉山「えっ?!もしかして嫉妬!?」←
実渕「なによ、邪魔しないでちょうだい」
根武谷「ちげーよっ。オレが言いたいのは───」
根武谷が最後まで言い終わる前に、音を立てて体育館のドアが開いた。
葉山「……あ」
実渕「……」
入ってきた人物に、二人は口をつぐむ。
しかし、実渕はAから離れない。
A「征!」
Aは嬉しそうに、彼の名前を呼んだ。
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作者名:ルナ | 作成日時:2014年3月26日 19時