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クール64 ページ19





夏休みがそう何時までも続く訳がなく、私は実家に帰ることになった。


キラキラベビーちゃんこと 伏黒恵くんは 離乳食を食べるようになり、とうちゃんも子育てをするスキルを身につけた(身につけさせた)


甚爾「ホントに帰んの?」


『当たり前だ あとは自分でどうにか』


甚爾「ガキも離れたくないっつってるからさ」


そう言うので恵くんを見てみたが、荷物をまとめた私に思いっきりバイバイしていた


ちょっと悲しいかな〜


『いや離れる気満々じゃねえか
まぁなんかあったら連絡くれればいい』


甚爾「毎日イタ電するわ」


『イタ電Everydayやめて貰えます?
呼ぶなら長期休みでお願いします では』


甚爾「気をつけて帰れよ もやし」


『心配するなよ ゴリラ』


そうして真っ暗な空を背景に、私は消えて行った
式神の梟に乗せてもらって



(甚爾「実質タダで旅行してんじゃん」
19歳嶺凰「誰が食い物買ったと思ってんだよ」
甚爾「俺(真顔)」
19歳嶺凰「嘘つくなや」)









1年後


最近、見ない番号から電話がかかってくる
そろそろウザイなと思って出てみると、何時ぞやかのゴリラだった



『…何だよ』


甚爾「再婚相手が子供おいて逃げた 助けろ」


『お前はそうゆう運命なんだな』


甚爾「電話かけてんのにお前出ねんだよ」


『最近掛かってきてた電話全部お前かぁ』


甚爾「とりあえず急げ 助けろ」


『それが人に物を頼む態度なのか?』


甚爾「ああ」


お呼びがかかったので、また曽祖父母の財産を持って関東までひとっ飛びした











『なるほど 女の子だな(可愛い…可愛い…髪の毛いい感じにしてあげようねぇ)』


甚爾「再婚相手のガキ」


『ガキじゃなくて子どもって言えよ
名前は?』


甚爾「つ……、き……!!つみき」


『おいコラ今忘れてただろちゃんと覚えとけよ
てか子どもの名前はちゃんと呼んでやれよボケ親父』


甚爾「残念 俺はお前の親父じゃねえ」


『ボケとうちゃん』


甚爾「その呼び方やめろクソガキ」


『残念 私はアナタのガキじゃありません』


甚爾「ドヤ顔すんな きしょい」


『モザンビークドクハキコブラですか?』


甚爾「で、どうすりゃいい」


私の渾身の語彙力(?)を無視されてとても悲しかった


『1個上かぁ 一緒で大丈夫じゃないか?
とりあえずぬいぐるみとか買いなさいな』


甚爾「おー」


そう言って手を出てきた
「金をくれ」の手


金を渡すと1分で帰ってきた

センスがいいのがムカつく

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作者名:鷲わし | 作成日時:2021年9月29日 0時

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