伝説の死神はアーヤでした。

12，2人の願い ページ14

彩side


『彩、挨拶が済んだ。変わってくれ。』


ん、わかった。

夕凪がピアスを触り、私と変わる。


彩「はじめまして。ニャンコさん。立花彩です。」


ニャン「ニャンコ先生だ！」


彩「よろしく。ニャンコ先生。」


私は、ニャンコ先生と握手。

ずっとここに居たいなぁ。


『夏目様にお願いしてみればいいではないか。』


ダメだよ。

そんなことしちゃ。

貴に迷惑が掛かる。

私は、そう夕凪に返事をして目を伏せる。


夏目「…？彩？」


彩「う、ううん。なんでもない。」


助けを求めて、おまけにずっとここに居たい、

なんて図々しいこと言えるわけ無い。

ホントは、、貴と居たい。

これが私の願い。


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夏目side


彩が言いたいことはなんとなくわかる。

塔子さんは、良いって言ってくれるかもしれない。

でも、それだけじゃない。

今の親に了解を得て、滋さんからも了解を得る。

そして、それからどうするかも考えないと

いけない。

大変なことばかりだけど、俺は彩の力になりたい。

彩が困っているなら、助けたい。

彩が……俺と同じようなことになっていたら…。

なおさらだ。

今日の、晩御飯の時に話を持ち出してみよう。

俺は、、、彩にも幸せな生活をしてほしい。

それが俺の1番の願い。

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