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1ヶ月前、突如現れた殺人者――【死神】。
人物の素性、異能力の有無、単独の犯行か組織的な犯行かなど、情報が少ない。
犯人は決まって、殺人予告を標的に送り付ける。
これまでの被害者は様々で、
ヤクザの次期組長、名の知れた元政治家、塾講師など、特に共通点が無い。
1週間前に死んだ男は元自衛官で、対人戦闘の実績はトップだった。
しかし、被害者は接近戦闘の末、刃物で胸を滅多刺しにされていた。
元自衛官をも凌ぐ実力者か、異能力によるものか、それも定かではない。
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「そして今日、これが探偵社に届いた」
次に出した写真には、街を歩く中也の姿が写っていた。
「【ポートマフィア幹部、中原中也を狩ります】……だってさっ!」
太宰は嬉しそうに「おめでとう」と云うと、中也は「死ね」と一言吐き捨てた。
「態々探偵社に知らせる辺り、相手は俺達も挑発している」
「“止められるものなら、止めてみろ”か。んで? 手前等は俺の護衛でもしてくれんのか?」
「ご丁寧に時間と場所も送られておいて、探偵社が動かない訳にも行かないからねぇ」
「へぇ、仕事熱心になったもんだなぁ」
「それで? 中也は何故此処に?」
部下も付けず、たった一人この場所へ来た中也。
すると、中也は封筒を取り出してヒラヒラと振った。
「招待状が来たから出向いてやったんだ」
「まさか【死神】からか」
「狙って来るなら好都合。返り討ちにして潰してやるよ」
その時、暗闇の方で「カタンッ」と音が鳴った。
四人が視線を向けた先に、
長い外套にフード、特徴的な仮面を着けた人物――――【死神】が立って居た。
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ソルト(プロフ) - この作品にてねこぱふぇさんの作品を全て読み終わりました。どの作品も面白く1日で読み終わってしまいました…これから2週目に入ります。今後のご活躍を期待させていただきます。 (2019年6月14日 0時) (レス) id: 61b043fd1c (このIDを非表示/違反報告)
鶴媛(プロフ) - ネコぱふぇさん» 弟君の幼女化ありがとうございました!!弟君シリーズすごく好きです!!これからも応援しています! (2019年4月30日 21時) (レス) id: 3faee80352 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのごん子 - 獄都事変とコラボしてガッツポーズしたのは私だけじゃないはず (2019年4月29日 21時) (レス) id: 1eba992f2c (このIDを非表示/違反報告)
ネコぱふぇ(プロフ) - 大阪さん» すみません。バチカン奇跡調査官は詳しくないです。 (2019年4月29日 10時) (レス) id: 3da7122dd2 (このIDを非表示/違反報告)
大阪 - リクエスト、まだ大丈夫でしょうか?バチカン奇跡調査官とのコラボがみたいです… (2019年4月29日 5時) (レス) id: 513b666ef4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ネコぱふぇ | 作成日時:2019年3月24日 23時