心が傷付いた ページ8
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乙骨Side
「あ、Aっ！ お前何処行ってたんだよっ！」
『おにいちゃんっ！』
さっきとは打って変わって、
Aちゃんはパァッと表情を明るくしてお兄ちゃん――虎杖悠仁君に手を伸ばした。
「すんません、妹がお世話になりましたっ！」
「見付かって良かったよ」
「……えっと、それで何で先生こんな所に転がってるの？」
「聞いてよ悠仁っ！ Aが僕の抱っこ嫌がるのっ！」
「見た目明らかに不審者だからじゃない？」
「グッサァァァッ！！」
虎杖君の言葉に、先生が胸を抑えた。
「悠仁っ！ まさか僕を見る度にそんな事考えてるのっ！？ もう本格的に泣くよっ！？」
((面倒くさい……))
これが自分達の恩師か、などと考えながら僕は(恐らく虎杖君も)内心溜息を吐いた。
「……じゃあ目隠し取ったら良いんじゃない？」
「あ、それもそっか」
虎杖君の提案に五条先生がポンッと手を叩いて、早速目隠しを下ろした。
空色の六眼が露わになり、Aちゃんを見つめた。
「A、さぁ僕の所に――」
一歩、先生が近付いた瞬間、
『いやぁぁぁっごわぁぁぁい！！』
Aちゃんはギャン泣きした。
.
涙と鼻水でぐしゃぐしゃになったAちゃんを落ち着かせる様に、
虎杖君が抱っこして背中を撫でる。
「まさかあんなに泣くとは思わなかった」
「どうしたんだよA」
「ひっぐっ……メリーしゃん、ごわぁいっ」
「メリーさん？」
「あー多分都市伝説のメリーさんっすね。初めてその話聞いた時、西洋人形怖いって毎晩泣いてたかも」
白髪で青い瞳、無駄に整った容姿にびっくりしたんだね。
そして、目の前でAちゃんにギャン泣きされた五条先生は……。
「……チーズ蒸しパンになりたい」
見た目であんなに嫌がられたことにショックをうけて、
何故か頭に紙袋を被って部屋の隅で膝を抱えていた。
「……先輩、あれどうしたら良いっすか？」
「うーん……暫くそっとして置こうかな」
――――――――――――――――――――――――――――――
妖精・ナルル様 からのリクエスト
「幼児化夢主ちゃんと乙骨君・悠仁との絡み」
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かさ(プロフ) - 番外編も大好きですぅうう！！ (2022年7月2日 12時) (
レス) @page39 id: 82f5c86142 (このIDを非表示/違反報告)
ケコ - 大好きです！！！！！ (2022年6月20日 1時) (レス) @page19 id: 5bb1efd8a4 (このIDを非表示/違反報告)
パルフェ - ネコパフェさんいつもリクエスト聞いてくれてありがとうございます (2021年7月14日 20時) (レス) id: 7c4a754810 (このIDを非表示/違反報告)
パルフェ - うーん悩みますね五条先生と一緒に捕えられて封印するときは別々ですかねちなみに渋谷のハロウィンで封印されてるところがいいんですけどお願いしてもいいですか？ (2021年7月14日 20時) (レス) id: 7c4a754810 (このIDを非表示/違反報告)
ネコぱふぇ(プロフ) - パルフェさん» リクエストありがとうございます。この場合、五条さんと一緒？ それとも別の場所でですかね？ (2021年7月11日 22時) (レス) id: 3da7122dd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネコぱふぇ
| 作成日時：2021年6月19日 23時
