〃 ページ36
*
▽優side
ビデオカメラを回す。
『任せてください』と鈴村にメールしたのはいいが、『分かった』の一言で片付けるはどうなんだ。
…まぁ、仕方ない。鈴村だし(魔法の言葉)
と、いう訳で。
観客席から、
___
▽茶川side
「…いや、なんでえぇぇっ!?」
『どしたの、鈴村さん』
「いや……なんか突っ込まなきゃいけない気がして………」
『……黒山君、私とツッコミ代わる?』←
「それはやめて。俺基本ボケキャラだから」←
と、言いつつも最近鈴村さんのツッコミが板に付いてきたように思う今日この頃。
…………さて、随分話が脱線したが、これでも誠凛VS秀徳の真っ最中である。
黒子君、鈴村さんと私、茶川による話し合いの結果、結局このまま試合を続けるという結論になった。
まぁ、秀徳のエースと相棒に警戒しろとは言ったけど………
その秀徳のエースの相棒こと高尾君については優ちゃんがなんとかしてくれるらしい。
緑間君は……うん←
*
伊月さんがボールを持つと、高尾君が不自然な方に動いた。
黒子君から外れたあたりに立つ高尾君を見て、伊月さんが黒子にパスを出し、それを黒子君が日向さんに回す…。
高尾君は素早く差を詰め、ボールが黒子君の手から離れた瞬間スティールした。
『………さっきの動き、わざとか。』
「りっさんもそう思う?」
あの不自然な動きは、伊月さんから黒子君へのパスを誘導するため、わざと振り切られたように見せたもの。
『流石、1年でレギュラーを務めるだけあるって言ったところかな……』
59人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
現実ってそううまくいかない...わけでもないんだよね〜黒バストリップ〜Part3
現実ってそううまくいかない...わけでもないんだよね〜黒バストリップ〜Part2
もっと見る
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
藍斗 - おもしろかったです! 更新頑張ってください 応援してます! (2016年9月10日 11時) (レス) id: 74bee11643 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ