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あの日から1週間。
新しいクラスにも馴染み、楽しい日が続いていた。
でも...なんだろう?
今日はすごい周りからの視線を感じる。
「青峰さん!これすごいですね!」
『え?』
”これ”?
「雑誌に青峰さんのこと載ってるんですよ!」
『え...ちょっと見せて!』
っ..なに、これ....!
そこには私と涼太が写っていた。
この間偶然出会った時の写真...
そばには涼太の彼女として私のことが書かれていた。
『なんで...っ』
すると丁度涼太からの電話。
《涼太...!》
黄〈雑誌はもう見たッスか!?〉
《うん...》
黄〈ごめんっ!俺が不注意だったからこんな写真貼られて、おまけにAっちのことまで...〉
《私も何も考えてなかったから...》
涼太がまだ何か言いかけていたけど、その時大輝がやって来た。
『大輝...っ』
青「どうした?」
大輝はまだ見てないの?
それとも______________
青「.....雑誌のことなら気にすんな」
『え...?』
少し近づき、私にだけ聞こえるようにこう言った。
青「俺はAを信じてるからよ(ニコッ」
『っ...』
やめてよ....そんな悲しそうな顔しないで..。
無理しないで責めてよ...。
もう大輝にそんな顔させたくなかったのに。
どうして私はいつも、大輝を傷つけるの?
『いや.....』
青「...A?」
周りからの様々な視線。
好奇の目や冷たい目。
大輝の目には...一体どう映ってるの?
『..違う、違うの......っ』
私の彼氏は涼太じゃない。
お願いだからそんな目で見ないで。
私の彼氏は__________________
青「A?大丈夫か?」
『いやっ、!』
バシッ
青「っ..」
思わず大輝の手を拒む。
『..っあ、ごめっ....ごめんなさいっ..(涙』
青「Aっ、落ち着け!」
『ごめんなさい、許してくださいっ....私が好きなのは涼太じゃ...っ(涙』
青「A!」
『私っ、好きなのは涼太じゃない....!(涙』
青「わかってるから!」
『どうして....っ、もう分かんないっ..!なんで許されないの..!?(涙』
青「っ..」
『わか、ない...(涙』
私が好きなのは___________________
____________________大輝だよね______?
青「おいA?!」
次の瞬間、
何かが切れるような音とともに目の前が真っ暗になった。
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ざくみん(プロフ) - すっごい感動しました(T_T)ほかの小説も読ませていただいています^^*おかげで最近なみだもろいです(笑)夢小説でガチ泣きする痛い私ですが、応援してますので頑張ってください♪ (2016年8月20日 0時) (レス) id: 265ecc2e05 (このIDを非表示/違反報告)
青☆京(プロフ) - とても感動しましたー(´;ω;)こんな素敵な作品書いてくださって感謝です! (2016年2月25日 21時) (レス) id: ddf5587bc9 (このIDを非表示/違反報告)
詩 - 黄瀬ェ…(;_;) お前も幸せになれよ←w 素敵な作品ありがとうございました! これからも頑張ってください! (2016年2月24日 22時) (レス) id: e4ec6b0681 (このIDを非表示/違反報告)
ユンシカ - うぁぁ……切なすぎる!!そして黄瀬くんカッコいい……黄瀬くんも幸せになれればいいな! (2015年9月28日 17時) (レス) id: 9cb78d64a3 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - サクサクさん» たくさんのコメント嬉しかったです!ありがとうございました^ ^ (2015年7月10日 21時) (レス) id: 13460b3430 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユウ | 作成日時:2015年5月15日 20時