*15* ページ16
・
黄「...」
『...』
学校を出てからしばらく無言で歩いている。
私の数歩後ろを涼太が歩く感じで。
黄「...ごめん」
『え?』
黄「傷つけて、悲しい想いさせてごめん」
『.....いいよ、もう気にしてない』
黄「でも...っ」
『もう別れたんだからさ、涼太も気にしなくていいよ?』
黄「っ....」
それで大輝と想いを伝え合えたんだもん。
後悔は...してない。
黄「..そんなに、青峰っちがいいんスか?」
『え...』
黄「ずっとAっちが俺と青峰っちを重ねて見てたこと知ってたッスよ...?」
『どう...し、て....?』
黄「好きな相手が考えてること、なんとなくわかることってないッスか?」
『.....じゃあ、涼太はずっと..?』
黄「いつかは俺を見てくれると思ってた」
嘘...
誰にも知られちゃいけない。
だから必死で隠してたのに...っ
黄「...辛いッスよ、青峰っちを選んだら」
『..分かってる』
黄「Aっちと青峰っちは絶対に幸せにはなれないんスよ!?」
っ....分かってる。
幸せなのは今だけ。
...いつか必ず、別れるときが来るんだ。
『それでも....今大輝と一緒に居られるなら...それでいいの(ニコッ』
黄「っ.....わかんねぇッスよ...」
『ごめんね涼太....私が好きなのは、大輝だから....』
黄「っ、諦めない」
『え?』
黄「絶対に俺を好きにさせる。だから..........諦めねぇッスよ?(ニコッ」
『....(クスッ』
黄「あーあ、それにしても青峰っちのどこがいいんスかね?」
『えー、どこだろーね?w』
黄「青峰っちに言ってやろ」
『えっ、嘘だから!!だから言わないでよ!?』
黄「冗談ッスよw」
『もーっ、涼太の馬鹿!』
・
94人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ざくみん(プロフ) - すっごい感動しました(T_T)ほかの小説も読ませていただいています^^*おかげで最近なみだもろいです(笑)夢小説でガチ泣きする痛い私ですが、応援してますので頑張ってください♪ (2016年8月20日 0時) (レス) id: 265ecc2e05 (このIDを非表示/違反報告)
青☆京(プロフ) - とても感動しましたー(´;ω;)こんな素敵な作品書いてくださって感謝です! (2016年2月25日 21時) (レス) id: ddf5587bc9 (このIDを非表示/違反報告)
詩 - 黄瀬ェ…(;_;) お前も幸せになれよ←w 素敵な作品ありがとうございました! これからも頑張ってください! (2016年2月24日 22時) (レス) id: e4ec6b0681 (このIDを非表示/違反報告)
ユンシカ - うぁぁ……切なすぎる!!そして黄瀬くんカッコいい……黄瀬くんも幸せになれればいいな! (2015年9月28日 17時) (レス) id: 9cb78d64a3 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - サクサクさん» たくさんのコメント嬉しかったです!ありがとうございました^ ^ (2015年7月10日 21時) (レス) id: 13460b3430 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユウ | 作成日時:2015年5月15日 20時