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第五十六夜 気慣れない服って違和感ある ページ15






玉「とっても、とぉっても似合ってるわぁ!」



紅玉は思わず大声を上げてしまった。


無理もないだろう。


今の彼女の姿は、絵に描いた様に美しかった。


黒地の着物、散りばめられた桜の模様は彼女の白銀の髪にとても合っており、まるで彼女の為に作られた様だった。



あ「ありがと。


・・・でも、ちょっと胸がきついかな・・」



自分では着付けができなかったので官女にやってもらったのだが、官女がきつくしめ過ぎた・・・


のではなく、彼女が普段こんなかっちりした服を着慣れてないからだ。



玉「そう・・・


似合ってるのに、勿体無いわねぇ。」



紅玉はしょぼーんとしてしまった。



あ「大丈夫!着方を変えるから!


ほらっ、次の服選ぼう!!」



紅玉はパァっと顔を明るくし、また服を選びにいった。









服選びが始まってから、三時間ほどがたった。



あ「つ・・・疲れた・・・・」



朝から何も食べておらず、ぶっ倒しで服を何着も着ているのだから、当たり前といえば当たり前だろう。



玉「これで服選びは終わり!


ちゃんと十着選び抜いたわよぉ!!」



紅玉は目をキラキラさせ、達成感に浸っている。



あ「紅玉・・元気だね・・・」



彼女は死にかけの顔をして、紅玉を見つめた。



玉「Aちゃん大丈夫?」



あ「はははっ・・・駄目カモ・・」



玉「・・・・・桃、食べる?」



あ「食べまあぁぁす!!!


行こう!早く!!」



彼女は急にハイテンションになり、紅玉の腕を掴んだ。



玉「そ、そうねぇ。


夏黄文、ジュダルちゃん、何か食べましょぉ。」



彼女と紅玉は部屋の外に出た。


そこで夏黄文とジュダルが死んだ様に動かないで倒れていたのは、言うまでもない。

第五十七夜 引きこもりというワケではない→←第五十五夜 服はいくらあってもいいもの



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設定タグ:マギ , ジュダル , 煌帝国   
作品ジャンル:アニメ
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爽やか中一 - エヴァって良いよね、マギって良いよね、この小説最高。うん、フォント煮最高←分かるかな? (2020年8月16日 21時) (レス) id: 11099bdacf (このIDを非表示/違反報告)
まっちー☆ - なぜ私がマギなんだー(`∀´) (2013年12月24日 15時) (レス) id: 788e6f575e (このIDを非表示/違反報告)
にゃんにゃん子猫(プロフ) - 猫子さん» お返事すご遅れてすいません。 馬鹿じゃないですよ!私はお馬鹿さんですけどww コメントありがとうございます( ´ ▽ ` ) (2013年7月23日 20時) (レス) id: a7231b0c94 (このIDを非表示/違反報告)
猫子(プロフ) - 73夜の〈その夢が真実ですよ〉をくその夢とよんだ私は馬鹿でしょうか?小説おもしろいですよ (2013年7月14日 10時) (レス) id: e283e186ef (このIDを非表示/違反報告)
にゃんにゃん子猫(プロフ) - Rioさん» 番外編作ったので、是非見てください! 応援ありがとうございます^^ (2013年6月17日 7時) (レス) id: a7231b0c94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にゃんにゃん子猫 | 作成日時:2013年5月27日 17時

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